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ゴルフシューズの常識を知ろう!最先端シューズがマストとしているBOA®の搭載意義。

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ダイヤルを回すことで瞬時に締緩ができるBOAフィットシステムがゴルフシューズに採用されて今年で18年経つ。
単なる利便性というイメージは完全に過去のもの。
現在の最新型BOAは最先端シューズになくてはならない機能の一部になっていることをゴルファーはもっと知るべきだ。

パフォーマンスモデルに
「BOA®搭載ラップ」の存在は欠かせない!

ゴルフシューズのいわゆるパフォーマンスモデルに共通している技術、それは妥協なく機能性にこだわる証として「BOA® PerformFit™ Wrap構造」いわゆる「BOA搭載ラップ」が採用されていることにある。「BOA搭載ラップ」の特徴は甲全体から土踏まずを包み込むようなアッパーデザインだ。従来型のように締め付けを担うワイヤー部分(点)だけでなく、広いエリアで足をラップ(包み込むようにホールド)できるため、均一性に優れる高次元のフィットを実現でき、その先にはゴルフスイングを理想的な重心バランスへと導く、まさにフラッグシップになくてはならないBOA社の最先端ソリューションである。

今夏新登場した2社のパフォーマンスモデルにも例外なく「BOA搭載ラップ」が採用されている。採用理由はただ一つ、シューズと足のフィット感なくして全ての技術のパフォーマンスが成り立たないから。それぞれの技術特性は違えど、そのパフォーマンスのベースを担うのが「BOA搭載ラップ」であり、今やその存在は欠かせない存在になっているのだ。

コードカオス 25
CODECHAOS 25
アディダス

無視してみろ。強烈なコピーで存在感を際立させているのがアディダス「コードカオス25」。シェア1位※を走り続ける王者からゴルファーへのメッセージである。新作の技術も我々の想像を覆すものがある。プロダクト担当の森悠馬さんは、

「ゴルフシューズの当たり前を変えることをテーマにして生まれた『コードカオス』(2020年)、その斬新さ・奇抜さは多くのゴルファーに共感いただき、アディダスのゴルフシューズをシェア1位※へと導きました。3代目となる『コードカオス25』は前作よりもグリップ力が40%(初代より96%)も向上、最強のモデルへと進化を遂げ1位を独走中です」。

『TWISTGRIP』、『うどん模様のニットアッパー』などユニークな発想かつ最先端技術が搭載されている「コードカオス25」だが、そのベースとなっているのが「BOA搭載ラップ」。BOA社と共同開発の『直足BOAラップ』が搭載されている。

「全ての技術はフィット感があって初めて成り立つ。だからパフォーマンスモデルにはBOAフィットシステムのラップ構造が欠かせません」。

最先端を実感できるのは「BOAタイプ」一択なのは間違いない。 

※アディダス自社調べ

BOA搭載ラップなくしてコードカオスは語れない!

森悠馬さん
アディダス ジャパン株式会社
アディダスゴルフ本部
プロダクトマーチャンダイジング
アシスタントマネージャー・フットウェア

TECHNOLOGIES

コードカオス専用BOA直足ラップ

外周ラップデザインの内側には、共同開発で生み出された「BOA直足ラップ」が搭載されている。緩んだ部分から締め始め、それぞれが同じテンションになったら全体でホールドされていくため、完璧なフィット感を実現する。

ファスナーを開けた状態は歩きやすさや快適性を提供

ファスナーを閉めれば、より完璧なホールド力でパワーモードに変貌。

うどん模様のニットアッパー

伸びる方向(柔軟性)、伸びない方向(ホールド力)を両立できる快適性を極めたニットアッパー。

ソフトなのに反発を生む2つの素材のハイブリッド構造

反発性の高い軽量素材を外周に配置し、柔らかい履き心地の中にもスイング時の反発性を生む。

地面と足裏全体が噛み付くTWISTGRIP

カオスに配置されたギザギザの凸と、それに絡みつくような細いうねり形状のコンビネーションは、様々な動きに順応してそれぞれが絡み合い、最高のグリップ力を発揮する。

ゼロ・スパイク バイター ツアー
ZSP-BITER TOUR
ブリヂストンゴルフ

バイターという名が象徴するように、ブリヂストンのゴルフシューズはソールのグリップ力がパフォーマンスの命だ。その強みはブリヂストンのタイヤ技術を応用できること。ラバーという素材の優位性を知り尽くした世界に誇る技術を搭載したアウトソールのパフォーマンスは屈指だ。

「契約選手たちからスイング時に“地面に刺さる感覚” が欲しい、という意見があった。グリップ力に優れるラバーでも刺さる感覚は出しにくい。母指球下にTPU素材を採用し、“地面に刺さる感覚” を実現しました」。

新「バイターツアー」は“理想の感覚”を求め4年もの開発時間を費やしたと商品企画部の渡邉修弘さん。つくづくプレーヤーファーストである同社らしい開発エピソードである。

「初採用の『BOA搭載ラップ』、その経緯はフラッグシップモデルにおけるパフォーマンスの追求にあったことが全て。良質なフィット感あってこそ、ブリヂストンのソール機能がさらに発揮できるのは間違いありません」。

『BOA搭載ラップ』は、新「バイターツアー」の目覚ましい進化の一部として最高のパフォーマンスに貢献している。

BOA搭載ラップでソール性能をフルに活かす!

渡邉修弘さん
ブリヂストンスポーツ株式会社
商品企画本部
商品企画3部
用品商品企画ユニット主幹

TECHNOLOGIES

BOA搭載ラップ 〈Li2ダイヤル使用〉
「シューズと足の一体感がある」(木下稜介)
「しっかり足の甲の部分を包んでくれる状態で足に靴下を履く感じ」(堀川未来夢)

『BOA搭載ラップ」モデルを初めて履いた選手たちは、そのフィット感を実感している。Li2は両方向へのダイヤル回旋で締める緩める調整機能。

スイング時のグリップ力を実現した新ハイブリッドソール

ブリヂストンのタイヤ技術が駆使されたアウトソール母指球下の適所にTPUをコンビネーションし、“刺さり感”を実現。契約選手が必要としたスイング時のグリップ力に応える。

撮影=田中宏幸

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