特集 飛距離特化型シャフト バルカヌス、クラブメーカー評。 2024.07.05 特集 軽量ドライバーの 新境地を感じさせる 圧倒的な好相性。 FOURTEEN Gelong D DX-001 × VULCANUS 今、ドライバーのヘッド重量は200グラムを超えるヘビースペックがスタンダードになっている。その中で異彩を放つのがフォーティーンの「Gelong D(ゲロンディー)DX-001」、約180グラムの超軽量ヘッドだ。理由はスピードで飛ばすことにある。軽量ヘッドはシャフトの長さにも対応し、長尺効果によってポテンシャル以上の飛距離を道具で生み出せるのだ。 「DX-001」のポテンシャルをもっと多くのゴルファーに啓発したい、そんな想いのもとフォーティーンでは飛距離特化型シャフト「バルカヌス」とのマッチングに注目している。 「『バルカヌス』というシャフトは一見、レディスシャフトと思わせるぐらいにワッグルではしなやかに動く。ただボールを打つと驚くほど、しっかり振り抜けるフィーリングが凄い。プレーンにも乗せやすく、例えミスリードしたとしてもシャフトが許容してくれる感覚もあるし、何よりいい打点にインパクトが集まるから、スピン量が安定する。とてもいい組み合わせだと思います」。 評価するのは企画部・池田純さん、長くトップアマとして活躍したプレーヤーだ。同じく検証に加わった競技アマの三好海土さんも池田さん同様のフィーリングを感じている。二人ともヘッドスピード46m/s 、平均270ヤード超のアスリートである。 「キャリアあるゴルファーほどシャフトのしなりを感じると、クラブに合わせるように自然と力まない感覚を持っていて、バランスよく振り切れるはずです。『バルカヌス』はまさにそんなポジティブな感覚を提供できるしなり感と、ヘッドスピードが45m/sを超えるプレーヤーでもインパクトを合わせられる許容性がある。そのしなりの大きさ・俊敏さをフルに活かすためにも『DX︲001』の軽量ヘッドを組み合わせて、あまりシャフトに負荷を与えないことがベストだとフォーティーンでは評価します」(池田さん) 飛距離を追求する上では、ヘビーな重量帯のドライバーでは可能性を伸ばすことはできない。フォーティーンはいち早くその物理的不利な答えを省き、軽量ドライバー「DX-001」でスピードアップを提案してきた。そして軽量シャフト「バルカヌス」との運命的なマッチングが実現。軽量ヘッド×軽量シャフトの圧倒的な好相性に軽量ドライバーの新境地があると確信している。 検証/ 池田純さん(中) 企画部所属、日本アマに出場経験のあるトップアマで「TB-5 FORGED」などプロダクトの企画を担う。 三好海土さん(左) 営業部所属、群馬県アマに優勝経験のある競技アマ。 戸丸崇さん(右) 開発部所属、主に「PC-3」など複合系アイアンの設計を担当する。 Gelong D DX-001 テスト条件 ●ヘッド重量194g(スリーブ合わせて) ●バルカヌス「V410」装着 ●45.5インチ:振動数220cpm ●バランスC7 バルカヌスの挙動によって力まないことが安定性と直結している 日本シャフト(株)の栗原一郎さんとのラウンド時にもテストしましたが、やはりメリットに感じるのはしなりを感じてスイングが力まないこと。安定して280ヤード超をキープし、ベスト66に挑戦しているロングヒッター・栗原さんに飛距離で負けませんでした笑(池田さん) スペックだけで判断するべきではないという理想的な例を体感できた スペックだけで判断すると“頼りなさ”を感じるが、振るとその“頼りなさ”は全てポジティブな感覚に変わるそのギャップさに驚かされる。ワッグルで感じる大きなしなりをスイングでは感じない。インパクトエリアの加速感が心地いい(戸丸さん) 打点が重心より上のエリア(有効打点)に集まるからスピン量が増えない。通常、しなりの大きいシャフトはインパクトが合わず下打点にあたりがちで弾道も吹け上がりがち。「バルカヌス」はインパクトエリアのダイナミックロフトが適正に制御されることで、ヘッドスピードが速いプレーヤーにも見事に対応する。 「DX-001」のさらなるポテンシャルをまざまざと感じた 普段、アスリート御用達のシャフトを使用していますが、驚いたのはエースより好結果が出たこと。大きなしなりなのに不思議とインパクトが合って、明らかに弾道にバラツキがなくなった。「DX-001」のさらなるポテンシャルを感じました(三好さん) 重量級ヘッドでの検証結果 ウェイトを16グラムにチェンジし、202g(スリーブ付き)で検証。昨今、海外ブランドのスタンダード重量である。メリット・デメリットはあるが、プレーヤーによって心地いいヘッド重量にカスタマイズできるのも汎用性ある「DX-001」の魅力だ。 メリット ▶テンポが安定しているプレーヤーはハンマー効果で初速アップが期待できる ▶ヘッドスピードが遅い領域でパフォーマンスが期待できる デメリット ▶シャフトのしなり量が明らかに増えるため俊敏に振りづらい ▶ヘッドスピードが速いプレーヤーには戻りづらさが感じられてくる VULCANUS装着の特注スペックの問い合わせは(株)フォーティーン・TEL027-387-8760 取材協力=フォーティーン 1 2 3 BUZZ GOLF プロフィール 良いものミックス!ゴルファー目線の選りすぐり情報発信マガジン! “BUZZ(バズ)”とは様々な情報を持ち寄り、良いものを... Tweet Share +1 Hatena Pocket RSS feedly Pin it 投稿者: BUZZ GOLF特集コメント: 0 Respect Japan Respect Kintsugi|VESS... ラウンドで10打縮める! ゴルフギア選びの優先順位 《 後編 》|吹き... コメント ( 0 ) トラックバック ( 0 ) この記事へのコメントはありません。 この記事へのトラックバックはありません。 トラックバック URL 返信をキャンセルする。 名前 ( 必須 ) E-MAIL ( 必須 ) - 公開されません - URL
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