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紫外線大国・豪州で認められたサンプロテクトブランド カリー・ウェブもLPGAの選手も10年以上使っている『SParms』とは?

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今年のジャパンゴルフフェアで見つけた『SParms』。名前は知らなかったが、商品には見覚えがあった。10年くらい前からLPGAツアーの選手が『SParms』のアームスリーブをこぞって使いはじめたからだ。なぜ、多くのトップ選手が使うようになったのか? レジェンド、カリー・ウェブが話してくれた。

カリー・ウェブ
1974年生まれ、豪州出身。米国ツアーや欧州ツアーを中心に通算53勝、メジャー7勝でグランドスラムも達成。史上最年少で世界ゴルフ殿堂に選出された。2024年はパリ五輪・豪州チームキャプテンをつとめた。

元々、カリー・ウェブは日焼け止めクリームをたっぷり腕に塗って試合に出ていた。しかし、約10年前から『SParms』を使いはじめたそうだ。
「オフシーズンになると豪州に帰国しますが、いつも日差しが強くて暑かった。周りの人たちが『SParms』をつけていたので試してみたんです。驚くことにとても涼しくて気持ちいい。日焼け止めを塗ったときより疲れない。練習だけのつもりでしたがすぐに試合でも使うようになりました。ゴルフだけではなく、日常生活でも使ってもらえる『SParms』。私は10年以上も肌を紫外線にさらしていません」。

カリー・ウェブだけではなく、2011年以降はLPGAツアーで『SParms』を着用する選手が増えていった。そのメリットは?
「日差しを防いでくれるので疲労感を抑えてくれますし、肌がヒンヤリして涼しいので集中力を保てます。軽くて動きやすい素材かつ縫い目の位置を工夫しているのでスイングの邪魔になりません」。

日本のゴルファーにもオススメ?
「『使ったほうがいい』ではなくて『使わなくてはいけないもの』。私も10年前ではなくてもっと若いときから使いたかったです」。

『SParms』は2009年に豪州・ゴールドコーストで育ったミミ・リーが創設したブランド。『SParms』を作ったキッカケを聞くと、
「15年以上前、私はゴルフアカデミーで仕事をしていましたが、若い子達が10時間以上も強い日差しを受けながら炎天下で練習していた。豪州は世界的にも日差しが強い国であり、皮膚ガンのリスクが高くなることは医学的にも証明されています。当時、韓国やアジアではアームスリーブをつける習慣があったので欧米の人にも広げたいと思いました」。

性能的にこだわった部分は?
「まずはしっかり日差しを防ぐこと。『SParms』は豪州政府基準でUPF50+(紫外線から肌を守る指数の最高値)のUV保護性能が認められています。生地にもこだわり、高級生地の吸湿発汗特性を活用した独自プロセスで快適な着心地。それと冷却機能によって約2〜3度は涼しく保てます」。

世界的に温暖化が進み、日差しが強いのは豪州だけではなくなった。日本でも5月頃から一気に紫外線量はピークになる。今年のゴルフフェアには沢山のメーカーが多種多様な商品を展示していたが、「欲しい」では「使わなくてはいけない」と思ったのは『SParms』だけだった。

「使ったほうがいい」ではなくて「使わなくてはいけない」アイテム

『SParms』の由来はSun Protect ARMS。アームスリーブだけではなく、ショルダーラップ、フェイスマスクなど商品ラインナップも充実。カラフルなデザインも、ゴルファーの気分を上げてくれる。

SParms CEO
ミミ・リー
「豪州ではゴルフはもちろん、クリケットやラグビーの選手からも人気があります。クリケット豪州代表チームの男女キャプテンは2人とも『SParms』愛用者です」

問い合わせ/https://au.sparms.com/ja

取材・文=野中真一
撮影=高橋淳司

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