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春ゴルフの必需品!パフォーマンスを上げるホットドリンクの選び方|食トレで変わる、その一打! Vol.34

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寒暖差の激しい春先のゴルフでは、体を冷やさないことがスコアにも影響します。
今号はゴルフ中におすすめのホットドリンクと身体に及ぼす効果を解説します。

各ドリンクにはそれぞれのメリットとデメリットがあります。
ゴルフラウンド中のパフォーマンスや健康を考慮し、
自身の体調やニーズに合わせて適切な飲み物を選択することが重要です。

イラスト=石松佑梨

1 緑茶

近年、カテキン含有量の高い緑茶を好まれる方が増えています。緑茶に含まれるカテキン、特にエピガロカテキンガレートは脂肪燃焼を助け、エネルギーとして利用しやすくするため、ラウンド中の持久力アップに効果的です。プレー後は抗酸化作用で疲労回復も期待できるため、疲れた体をしっかりサポートします。

2 コーヒー

カフェインは眠気を覚まし、プレー中の集中力を高めます。ただし、カフェインの利尿作用には注意! 脱水症状のリスクが高まり、パフォーマンスが落ちる可能性があります。水分補給は別途行い、コーヒーは1杯にとどめましょう。

3 甘酒

甘酒米麹由来の甘酒はノンアルコール。ブドウ糖やビタミンB群、アミノ酸などの成分が、エネルギー補給や疲労回復、代謝促進に寄与します。過剰摂取には注意が必要ですが、ラウンド中の間食として適量を摂ることで、ゴルファーにとって頼りになるパートナーになります。

4 ホットレモン

レモンに含まれるクエン酸はエネルギー代謝を促進し、疲労回復をサポートします。市販のホットレモン飲料は甘すぎることが多く、血糖値を急上昇させ、イライラや集中力の低下を引き起こすことがあります。はちみつとレモン果汁で自作すれば、糖分の調整も可能です。

5アルコール

温かいウイスキーや日本酒を茶店やカートで飲むことも? アルコールには体を温める効果があります。しかし、判断力や集中力の低下、脱水症状のリスク増加など、運動パフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性が高いため、ゴルフラウンド中の摂取は避けるべきです。勝ちを目指すなら、お酒はラウンド後に楽しむ方が賢明です!

石松佑梨
いしまつゆり。管理栄養士、数々のトップアスリートたちをサポートする食トレのスペシャリスト。著書の「過去最高のコンディションが続く 最強のパーソナルカレー」(かんき出版)はアスリート必携の1冊だ。

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