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食トレで変わる、その一打! Vol.21| 年末年始の忙しい時こそ、日常から“疲労回復”に努めよう

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しっかり食べているのにパワーが出ない、体がだるい、集中力が続かない、すぐに疲れる……。
3大栄養素(たんぱく質、脂質、糖質)は摂れているのに、それをエネルギーに変えられない理由があります。

疲労を生み出す
3つの原因を解消する
かんたん回復メシ

私たちが日頃から摂っている何気ない和食には、疲労回復栄養素がいっぱいです!

1
“ビタミンB群”不足で、食べたものをエネルギーに変えられない

8種類あるビタミンBが相互作用しながら、3大栄養素をエネルギーに変えるサポートをしています。つまり、ビタミンB群が不足している状態では、食べたものからエネルギーを作り出すことはできません。とくに甘いものが好きな人はビタミンB1、アルコールが好きな人はナイアシンが不足しやすいです。ビタミンB群が豊富なカシューナッツ、ピーナッツ、アーモンド、ピスタチオなどを、甘いおやつと置き換えたり、おつまみに取り入れたりするのも◎

2
“ミネラル”不足で、食べたものをエネルギーに変えられない

糖質をエネルギーに変えるときに、ビタミンB1同様、必要なのが“マグネシウム”です。玄米、豆腐、海藻、ナッツなどに多く含まれています。とくに糖質過多傾向にある人は必要量が増えるので注意しましょう。また、エネルギー産生に必要な酸素を運ぶのが“鉄”。赤身の肉、青魚、卵、貝、緑黄色野菜に豊富です。

3
エネルギー製造工場“ミトコンドリア”がサビて老朽化している

私たちをつくる37兆個もの細胞1つに、数100から数1000も存在するミトコンドリア。疲労回復のポイントは、ミトコンドリアの生産性をいかに向上させるかです。

石松佑梨
いしまつゆり。管理栄養士、数々のトップアスリートたちをサポートする食トレのスペシャリスト。著書の「過去最高のコンディションが続く 最強のパーソナルカレー」(かんき出版)はアスリート必携の1冊だ。

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