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アプローチが苦手ならぜひトライしてみて!会心のアイアンアプローチ!【2】

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無条件でウェッジを持ちそうなバンカー越えだって
パッティング風アイアンアプローチが寄っていく!

[ ロケーション ]
カップまで約30ヤードのバンカー越え

大切なのは瞬時の
ロケーションの見極め

“バンカー越え”というロケーションは、「ボールを上げなければならない」というクリア条件がゴルファーに要求される。だからこそ、ボールが上がるサンドウェッジを持ちがち。
「私はバンカー越えであっても、アイアンアプローチを推奨したい。ウェッジでなくてもボールは上がりますし、スピンが安定しているからキャリーとランの比率を計算しやすいのがメリットです」(市原プロ)

大切なのは、番手毎のキャリーとランの比率がロケーションとマッチするかだ。ラウンドは練習場とは違い、毎ショットでロケーションが異なれば、ライも異なる。
「ショットを打つ前に、グリーン際の落としたいキャリー地点までの距離、その地点からカップの距離(上り下り)を確認するのはマスト。ショット地点からカップの中間地点に移動して、距離感を把握することが大切です」。

もう一つ、注意するなら、その確認に時間をかけすぎないことだ。何事もスマートにこなすことがゴルファーの義務であり、ショートゲームのスキルアップの条件である。後組に迷惑をかけない時間で全てをスマートにこなしたい。

Ⅰ ロケーションを瞬時に判断

キャリーをグリーン際に想定した時に、カップまでの距離がどのくらいかを見ておく必要がある。

Ⅱ ベストな番手を選択してアイアンアプローチ

大切なのはショットのように打たないこと。ハンドファーストでボールをコンタクトしたら、弾道は強くなり、想定したキャリー・ランの比率の関係性が成り立たない。

バンカー越えだからって、ロブショットはいらない

バンカー越えだからと言って、不必要にボールを高く上げる必要はないし、ロブショットなど技は必要ない。大切なのは、チップインを狙ったスペシャルアプローチではなく、次打にパッティングが打てるエリアに確実にボールを運ぶこと。

ライの見極め、一辺倒では戦えない

例えばボールが芝に隠れるような深いラフの場合、アイアンアプローチは通用しない。横から払い打つアイアンアプローチではフェース面(ロフト)が芝の抵抗をもろに受けてしまいヘッドがボールに届かないからだ。鋭角にヘッドを入れていけるサンドウェッジを駆使したい。

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