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タイ・カオヤイのゴルフ旅もいよいよ大詰め。カオヤイには9つの個性的なゴルフ場が点在するが最後は帝王に挑戦。ジャック・ニクラウスが設計したキリマヤゴルフリゾート&スパに挑む。緩やかな起伏のコースは最終日にベストラウンドできる予感を感じさせるコースだ。
「大自然のカオヤイは、やはりコース敷地内に入るとリゾート感に景色・空気感が素敵に一変しますよね。オンオフをコース内で全て完結できる、やはりゴルフ合宿にはベストなエリアですよね」と話すのは旅のスペシャリスト、阪急交通社の井内成美さんだ。井内さんにはゴルフの他にもカオヤイの魅力をピックアップしてもらう。
「カオヤイには2つのワイナリーがあり、『カオヤイワイン』はタイの草分け的存在です。飲み口はとてもフルーティー、様々な食べ物とのマッチングがいいですよね」。
さらに井内さんの案内でカオヤイ屈指のパワースポットへ足を運ぶ。
「タイ観光といえば、寺院は外せません。カオヤイにはタイ仏教の革新者で、国民から崇拝されている僧侶、“ルアンポー・トゥアト”の黄金像があり、国内最大級の大きさを誇ります」。
充実のゴルフ旅ができたことに感謝、そんな思いを込めた参拝を終え、バンコクへの帰途につく。結論、タイにリゾートは数あれど、カオヤイの居心地はいい。まるでゴルファーにとってもパワースポットのようだ。とことんゴルフを愉しみたい、私のようなゴルファーならこの地の価値のお察しがつくはずだ。
井内成美さん
(株)阪急交通社 東日本営業本部
メディア営業三部
初めてタイを訪れる方は、ぜひ旅行会社の送迎や一部観光付きのフリープランを利用してみてはいかがでしょうか。ストレスなくゴルフや観光を楽しむことができます。宿泊も5つ星からリーズナブルなホテルまで、ニーズに合ったプランが見つかるはずです!
ジャック・ニクラウス設計のチャンピオンコース。18ホールをワンウェイでプレーし続けるスタイルだ。山中に位置しながら、起伏、グリーンの形状はなだらかであり、ある意味日本のテンションのままでプレーしやすい。
5つ星ホテルが併設されており、バンコクから週末の余暇に宿泊プレーで訪れるゴルファーが多い人気リゾートコースだ。
18番ホールを望むイタリアンレストラン他、敷地内にはタイ料理、日本料理まで網羅し、カオヤイ旅行の長期滞在地として申し分ない。
タイ人女性初めてのワイン醸造家、ニッキー・ロヒトナヴィー氏が手がける「グランモンテワイナリー」のワインはトロピカルな味わいで国際的にも大変評価を得ている。
広大な敷地に広がるぶどう畑。12月に実がなり、2月の収穫に至る。カオヤイには「PBバレー・カオヤイ・ワイナリー」と併せて二つの醸造所があり、世界に誇るワインの街である。
試飲付きワイナリー見学ツアーが人気。時間がない観光者はショールームでの試飲も可能だ。
タイ国民が崇拝する僧侶、ルアン ポー・トゥアトの国内最大の黄金像がとにかく圧巻。カオヤイの各所から臨めるほど大きい。ゴルファーとしてこの地を訪れられたことに感謝。
2025年にリニューアルされた、バンコクの中心部に位置する5つ星ホテル。399の客室、スパ、屋外プール、9つのレストラン、バーなど、旅の疲れを癒す、至福のひと時を約束してくれる。
2024年にオープンしたばかり、アジア最大級のモクシーブランド。504の客室を誇る4つ星ホテルだ。バンコクの熱気をイメージする“パリピ”仕様のフロント階では疲れも吹っ飛ぶ。
撮影=高橋淳司
取材協力=タイ国政府観光庁大阪事務所
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