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老け込んじゃダメ!|[ LESSON ]あなたの飛距離を守る毎日10分の努力【2】

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Stretch

意識して実践するだけで振り抜きが変わってくる!
凝り固まった身体に潤滑油を与えよう!

身体を老化させるのは同じ姿勢で維持する時間の長さ。
デスクワークなど作業の合間に積極的にストレッチして身体を潤滑させることがアンチエイジングに繋がる。

日常生活の歪みは
日常でリセットする

アマチュアゴルファーに多く見られるのが、身体の「左右バランスの崩れ」と「歪み」です。スイングは常に同じ方向への“一方通行”の動作なので、筋肉の使い方に偏りが生じやすく、身体のバランスが少しずつ崩れていきます。また、日常生活ではデスクワークなどで長時間、同じ姿勢をとることも多く、運動不足も重なって身体の硬さや歪みが慢性化してしまうのです。ラウンド以外はほとんど運動していない野村さんは、柔軟性にかなりの左右差がある状態であり、スイングを不安定にさせてしまうほか、腰や肩、首などに不調を感じる要因にもなります。

だからこそ、日常生活の中で「歪みを都度修正する」ことが大切。デスクワークや長時間同じ姿勢でいる時は、その合間や作業終了時などに身体をほぐすためのストレッチを実践しましょう。

ここでご紹介するのは、誰もが身体の柔軟性に関係なく行える運動です。シンプルな運動で身体の現状を確認し、左右差やズレを感じたらその場で整える。その日常の積み重ねが、安定したスイングやケガの予防、そして飛距離の老化防止に貢献するのです(斎藤大介)

作業の合間に椅子に座ったままで簡単ストレッチ

脇腹など側面のストレッチ。伸ばしている側の肘を曲げないようにして肩を入れていこう。膝の位置も動かさないことも大切。どのストレッチも呼吸が大事、伸ばすタイミングで息を吐くこと。

デスクワーカーは1時間ごとに脇腹を伸ばそう!

脇腹から腕にかけてのストレッチ。伸ばすだけではなく、反対側の脇腹の筋肉を縮めるように意識すると、より効果的だ。

上半身と下半身の複合ストレッチ

「ランジ」の姿勢で背中を反り、顔を上に向けて、両手を頭上で合わせる。きつければ両手は無理に合わせなくてもOK。脚を伸ばしている方のモモや股関節の筋肉が伸びていることを意識しよう。

ラウンド前に有効!
上半身の可動域を広げるストレッチ

アドレスの姿勢のまま片方の腕を下にして、反対の腕を上げる(両方向で回旋運動させるように)。上げた腕の肩甲骨周りの筋肉を縮めることを意識してほしい。人によって腕が上がる範囲に差があるが、なかなか上がらない人は腹筋が硬い証拠。腹筋をほぐしたい。

アドレスの姿勢から下半身が動くのはNG。下半身はパッティングのようにキープすること。

前傾姿勢から体が起き上がってしまったり、姿勢が崩れるとストレッチ効果を生まない。

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