フォーティーンのフィッティング施設「14field横浜」では、クラブ購入者に対して新たにレッスン活動が開始された。
クラブメーカーがレッスン? その真意を確かめるために、フォーティーンが展開するレッスンを受けてみた。
早速結論だが、新作クラブを買ったからといって、自ずとパフォーマンスがアップするわけではない。ゴルフはクラブを使いこなしボールをコントロールするスポーツ、道具を使うのなら道具に慣れる時間は必ず必要となる。それが練習場での打球鍛錬にあたる。優れたクラブ性能を使いこなすために打球時間を費やして、パフォーマンスが身になるのである。
しかし、いくら練習に時間を費やしても、パフォーマンスが改善されないこともある。スライスを抑えるために・・・。もっと飛距離が欲しいのに・・・。新作を購入したのに浮かばれないアマチュアゴルファーは少なくはない。「14field横浜」でフィッティングを担当するPGAティーチングプロの永海雅章さんはこう解説する。
「多くのアマチュアゴルファーのフィッティングを担当してきましたが、そもそもクラブの使い方自体が間違っていることがほとんど。少しのアドバイスでショットが見違えることも珍しくはありません」。
例えば筆者の場合、アイアンショットを開き気味に構えてしまう癖を指摘いただいた。ボールを上げたいという意識がセットアップを狂わせてしまっていたようだ。実際、うまくボールを捉えられない症状に悩んでいた。
「アイアンを開いて構えるケースは、ゴルフ歴が長い上級者でもよくあります。クラブを開いて構えるということは肩や足のアライメントも狂わせている可能性もある。クラブを正しく構えることで全てをスクエアに整えていける、それだけでショットが見違えます」。
クラブを正しく使っていないのに練習に励んでも、パフォーマンスがアップできない。まさに新作を買ってもスコアアップにつながらないメカニズムの全てである。
「セットアップの際にクラブフェースの向きを正しくしましょう」
「スタンスの向きを正しく補正させてください」
「グリップの握り方を少しだけ改善しましょう」
そんな基本的なアドバイス一つで、ショットが生まれ変わることも珍しくはない。ゴルフスイング理論の全ては、ゴルフクラブを正しく使いこなすための理論である以上、アマチュアゴルファーをレッスンでサポートするのもメーカーの大切な役割であるというのがフォーティーンの考え。フォーティーンのクラブを購入する際には、14field横浜で確かなフィッティング、そして正しいクラブの使い方を学べば、打てなかったショットが打てるようになる。パフォーマンスの進化の瞬間が味わえるのだ。
解説
永海雅章プロ
(14field横浜)
ながみまさあき、1976年2月7日生まれ、PGAティーチングプロ。
例えば
TB-5 FORGEDを構える場合 → グースネック形状をスクエアに構えよう
ボールを上げようという意識から、フェースを無意識に開いて構えているアマチュアゴルファーが多い。
症状
➡番手毎の飛距離が飛ばせない
➡スライスで飛ばせない
TB-5 FORGED本来のやさしさを発揮させる
➡力強く高弾道を放てる
➡しっかりボールを捉えられる
➡軟鉄鍛造の打感をフィードバックできる
例えば
フェアウェイウッドを構える場合 → ソールをしっかり芝上につけて構えよう
飛ばそうと過剰にロフトを立てるケースが多い
➡ソールが芝上を滑らない
➡ダフりに弱い
➡ボールが上がらない
フェアウェイウッド本来のやさしさを発揮させる
➡芝上をソールが滑りダフらない
➡ボールがやさしく上がる
PGAティーチングプロの資格を持つスタッフが従事する14field横浜では、クラブをご購入されたお客様を対象とした、アフターフィッティング&レッスンをスタート。単なるレッスン活動だけに留まらず、クラブメーカーだからこそ実施できるゴルフ理論の啓発活動や、日々のクラブやショットの調整など、“アマチュアゴルファーに一番近いメーカー”の新たな付加価値を提案している。
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