ゴルフのルールなどは、子供たちにとっては退屈でしかない。ボールを打つ、ボールを飛ばすことの楽しさを、実感してもらえたなら十分です(井上透)
指定モンスターにあらゆる球種でヒットさせる石川遼プロ。子供たちはその技に見惚れていた。
減少するジュニアゴルフ人口に歯止めをかけたい!
そんな強い想いを抱く井上透氏が発起人の新たなプロジェクトだ。
この機会にお子様と一緒にゴルフを楽しんでみませんか。
7月18日、美浦ゴルフ倶楽部で「ジュニアゴルフ成長支援プロジェクト」発足が発表された。アメリカを主戦場とする石川遼プロも駆けつけ、『First Golf DAY』として子供たちに“人生初のゴルフ体験”を届けた。この日に先駆けて、発起人の井上透氏からBUZZへ、メディアパートナーへの参画依頼があった。「一過性の活動では意味がない」、様々なゴルフ関連団体・企業が手を取り合って、ジュニアゴルフを活性化させようというのだ。
「宮里藍プロや石川遼プロの活躍がきっかけで増え続けたJGAジュニア会員登録者数は2011〜2012年で約16000人とピークとなり、今もなおジュニアゴルフは盛況だと思われがち。しかし2025年では約8000人まで減少しています。ジュニア人口を増やすことは、私たちゴルフ業界に課せられた命題であるのは絶対です」。
井上氏はプロコーチのパイオニアとして有名だが、世界ジュニア日本代表監督も長く務め、ジュニア育成に精通している。だからこそ、誰よりも現状に危機感を覚え、この一大プロジェクトの発起人となった。
「ゴルフを始められない大きな理由が費用、いつまでも高価な印象は拭えない。プロジェクトでまず取り組んだのは、年齢を限定した安価環境づくりでした」。
PGM、アコーディアゴルフなど全国で31の施設が参画。参画施設では、練習打席2時間500円、ショートコース(9ホール)500円と、5歳から10歳(小学4年生)までを対象とした特別料金が8月より設定された。今後も提携施設の拡大に努めていく。来年1月には東京近郊エリアで9ホール・短時間の「クイック9ツアー」をスタート予定。ゴルフへの費用負担を軽減し、子供たちがゴルフ仲間を作れる環境・機会を整え、保護者のゴルフ離れも止めたい。
「子供たちには難しいことは抜きにして、ゴルフに触れ合い楽しさを体験して欲しいというのが私たちの願い。その全てがエリート育成のためではなく、カジュアル的にも参加していただける。将来のゴルフ人口拡大にも必ず繋げたい」。
8月からスタートしている「ジュニアゴルフ成長支援プロジェクト」の提携施設はホームページからご確認を。BUZZもこのプロジェクトの応援メディアとして、定期的に活動報告していく予定だ。
「ジュニアゴルフ成長支援プロジェクト」は発足イベントとして石川遼プロの「1st Golf Festival」とジョイント。『First Golf DAY』として子供たちを招き、ゴルフの楽しさをリアルに実感してもらった。
「かつて私もジュニア時代にプロゴルファーと触れ合い、憧れて今に至ります。私も『1st Golf Festival』で子供たちとの触れ合いを企画していますが、裾野拡大には貢献できていない。だからこそ井上さんのプロジェクトには全力で賛同したい」と石川遼プロ。アメリカから同プロジェクトのキックオフに駆けつけた。
プロジェクト発起人の井上透氏(中央)と、特別顧問の佐藤信人プロ、田島創志プロ。
この年齢は神経系発達の黄金期にあたり、ゴルフの基本動作を自然に身につけやすい。世界で活躍する多くのトッププレーヤーがこの年齢時期にゴルフをスタートさせています。また高学年になれば塾や他競技など競合も増える。だからこそ幼少期から低学年でゴルフの楽しさを体験できる施設・機会を提供。生涯スポーツの土台づくりを目的とし、対象者を年齢で限定しています(井上透)
子供たちが特別料金で
ゴルフを楽しめる
提携施設の利用方法は
こちら
撮影=田中宏幸
取材協力=ジュニアゴルフ成長支援プロジェクト
この記事へのコメントはありません。