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ドクター・オブ・カイロプラクティック山根 悟のコラム Vol.3「プロゴルファーに猫背はいない!?」

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猫背姿勢改善の心がけ

プロゴルファーが美しいスイングフォームで力強く精度の高いショットを放てるのは、そのスキルに裏づけられた基礎体力があるからです。
それはパワーを発揮する筋肉量の違いはもちろんですが、ここで強調したいのは正しくパワーを発揮できる骨組みを正しく保った〝いい姿勢〟状態であるということ。姿勢は簡単に真似できそうですが、多くのアマチュアゴルファーの皆さんは慢性的な猫背姿勢にありますから、簡単に〝いい姿勢〟にはなりません。その原因はスマホやPCなどを覗き込むことによる前屈みの日常ですが・・・猫背姿勢は健康を維持するためにも改善しなければなりません。
体の中にある血管、神経、筋肉は全てコラーゲン(タンパク質)で覆われているのですが、猫背で姿勢が悪い方ほどその伸縮性が鈍く、血行・血流が悪い。体が思うように動かせなかったり、様々な病気の根源にもなりますから要注意です。
猫背姿勢を改善するのは日々の意識・実践しかありません。私が推奨する方法は3つ。

山根 悟

やまねさとる、筋骨格LABO代表。米国ナショナル・カイロプラクティック大学を卒業し、米国政府公認ドクター・オブ・カイロプラクティックの称号を取得。著書多数。

【 歩く姿勢 】

一歩一歩に躍動感を感じてください。姿勢のいい方は腰の位置が高く足を伸ばして大きく歩いていてエネルギーの充実を感じます。
「腰の位置を高くキープし、足を伸ばして大きく歩いて!」

【 腹部を伸ばす 】

腹筋部分を凹ますようにして、大きく伸ばしてみましょう。自ずと背筋が伸びて、いい姿勢になるはずです。
「お腹を凹まして腹部を両手分伸ばして!」

【 姿勢矯正器具を使う 】

いい姿勢を保つための意識や実践を習慣づけるための補助的な役割として使用してください。
「背筋を伸ばして保てる姿勢補助器具を試して!」

ゴルファーの皆様は幸い、ゴルフのパフォーマンス向上を目指し、姿勢改善に積極的に実践できる動機があります。長くゴルフを楽しむためにも健全な体づくりを、まずは姿勢改善から前向きに取り組んでいきましょう。

大西 翔太コーチから一言

ツアープレーヤーは日頃からストレッチや骨格矯正など、いい姿勢を保つための体のケアを怠ることはありません。それはパフォーマンスを発揮するため、そして長く過酷なツアーを戦うための健全な体づくりの一環でもあります。私自身もプロコーチ&プロキャディとして、また一人のゴルファーとして日々の姿勢維持のために「ジェリーショルダー」を装着するように心がけています。

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