1. HOME
  2. 特集
  3. 吉田直樹コーチの残念な飛距離ロスを解消させる効率スイングのメカニズム|03
特集

吉田直樹コーチの残念な飛距離ロスを解消させる効率スイングのメカニズム|03

特集

インパクトに効率的な
アドレスを心がける
地面から打つクラブは、
ヘッド軌道の最下点を
ボール真下にセットしておく

セットアップでは
7割ぐらい左サイドに
比重を置いておきたい

地面にあるボールを打つためには基本的にヘッド軌道の最下点は、ボールの下からやや左サイドにあるのが理想的だ。しかし飛距離がしっかり出していけない多くのアマチュアゴルファーにとって、それを実践できない理由がある。

「アマチュアゴルファーの場合、ボールを上げたいという思いが強いせいか、右サイドに大きく体重移動してすくい上げようとする傾向が強い。右に軸が動けばヘッドがボールに届かない状態にありますし、届かせようと意識的にダウンブローに打っていこうとしてダフリを生んでしまう。まずはスイングでボールを上げたい、と気持ちは捨て去るべきです」。

吉田コーチが推奨するのはあらかじめヘッド軌道の最下点を、ボールの下からやや左サイドのエリアにアドレスでセットアップしておくことだ。

「基本的に身体の中心にある胸骨下にヘッド軌道の最下点があることをイメージしてください。胸骨がボール上に来るように構えること、そして骨盤をやや左サイドに入れるように構え、重心の比重は7割ぐらい左サイドに置いておくのが、地面にあるボールを打つための鉄則です」。

ダウンブローに打ち込んでいくアイアンショットはこのセットアップの優位性が想像できるが、フェアウェイウッドやユーティリティなどはどうか。 

「基本、フェアウェイウッド、ユーティリティも左重心なイメージで構えてOK。“ボールを拾い上げていく”、というよりも“潰し払っていく”感じをイメージしましょう」。

地面にあるボールを打つのはシビアだが、あらかじめスイング軌道をボールにアタックできるようセットアップするのが効率的。今までに体感したことのない厚いインパクトが放てるのは間違いない。

改善したい非効率スイング

右サイドに体重移動をした大きなトップポジションは・・・

ヘッド軌道の最下点をコントロールできず、不必要な動きを生み出してしまう原因だ

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。