特集
“開く”“開く”“打ちつける”・・・。
バンカーショットといえば、そうやって教えられてきたかもしれない。
しかし、それらは“飛ばない”要素である。
さらにそれらをミックスさせたテクニカルショットは、決してバンカーショットの基本ではない。
もっとシンプルなバンカーショットのメカニズムを理解することからスタートしていきます。
取材協力=米原ゴルフ倶楽部
まず大前提として、バンカーショットは“特殊”ではありません。サンドウェッジというもともとバンカー専用に開発されたクラブを使用すれば、余計なテクニックを駆使せずとも脱出はできるのです。
ただ砂をうまく打っていくためには、クラブのエネルギーを上手に生かす必要があります。基本的に円弧で形成されるゴルフスイングは、例外なく手元(支点)の小さな運動量に対して、最も円の外にあるクラブヘッドの運動量は大きくなければならないのが原理原則。とくに砂の抵抗がある中でスピードを減速させないためにも、この運動量の効率をキープさせる必要があるのです。
バンカーショットが苦手だというゴルファーは、もしかしたら通常のショットにおいてもヘッドがうまく走っていないかも。まずはクラブの運動効率を上げることがバンカーショットを成功させる大前提なのです。
距離を出すフルショットは、基本的にリストをやわらかく使うことが大切。リリースのイメージは、ダウンスイングのポジションP6(ハーフウェイダウン)まで右手からリードアームの左手へ、うまくリリースの主導をバトンタッチさせていきましょう。
つまり・・
砂を打ちつけるイメージが強いために、グリッププレッシャーが強く、リリースをロックしているアマチュアゴルファーは少なくないはず。ヘッドが加速していないのでうまく飛ばせない、バンカーショットが苦手な方に見られる傾向である。
レッスン担当
森山 錬
もりやまれん、1996年6月3日生まれ。Futako Golf Club(東京)を主宰、アマチュアゴルファーに精通したレッスンが好評。
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