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初心ならぬ初新忘れるべからず!|6限目 クラブの運動量を増やすリードアームローテーション

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スイング理論は様々な進化を遂げてきた。
成熟した理論、今のスタンダードは何か?
初心ならぬスイングの核心、新たなスタンダードを知りたい。

講義 阿河徹
あがとおる、1976年生まれ。多くのツアープレーヤーをサポートしながら、アマチュアゴルファーの上達にも貢献する。現在は朝日大学・体育会ゴルフ部のコーチも担当。

これまで
[5限目の復習]
クラブの運動量が多いプロゴルファーは“制限”を、アマチュアゴルファーはローテーションの“制限解放”を、取り組むべき課題は異なることを解説しました。

6限目
クラブの運動量を増やす
リードアームローテーション

マチュアゴルファーはプロゴルファーに比べて、圧倒的にクラブの運動量が少ないのが、パフォーマンスが思うように出せない理由です。主に制限をかけているのはクラブフェースをスクエアに維持しようとする動き。閉じて開く原理にあるクラブフェースの動きに制限をかけてはいけません。

ではどうやってクラブの動きを解放するか・・・アマチュアゴルファーの皆さんにはまずリードアームによるローテーションを意識することを私はまず推奨しています。リードアームとは左腕のこと(右スイングの場合)。リード「lead」という言葉が象徴するように、ゴルフスイングでは正しい軌道、インパクトに導くための役目を担います。フェースもリードアームでローテーションさせていくことで、クラブの動きをアグレッシブにさせます。当然、右利きのゴルファーは右腕でクラブを操作したがり、ゴルフスイングにロスを生んでしまいがちです。

ゴルフスイングはフォローサイドに向かってパワーを解放していくべき、リードアームローテーションを意識して、クラブの動きを全開に解放させてください。

フォローでは手のひらが正面を向くほど、
リードアーム(左腕)をアグレッシブにローテーションさせていってください!

※左スイングの場合は右腕

取材協力=井山ゴルフ練習場

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