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え!水分不足で飛距離が落ちる!? |食トレで変わる、その一打! Vol.37

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夏ゴルフで注意したいのが「脱水」。
体内の水分が不足すると血液の流れが悪くなり筋肉への酸素供給がダウン。
その結果、“スイングのキレ”や“飛距離”にも悪影響が出ると報告されている。

すぐ始められる!
“食トレ”チェックリスト
~夏ゴルフに強い体は前日から作る~

プレー前日

“予防補給”がカギ!

●就寝前:コップ1杯の水を
●夕食:味噌汁で水分とミネラル(ナトリウムなど)をしっかり補給

プレー当日

こまめな水分補給でパフォーマンス維持!

●起床後:朝食も含めて300~400mlの水分を摂取(味噌汁もおすすめ)
●プレー直前:200~300mlを目安に。移動中もこまめに水分補給を!
●プレー中:炎天下でのラウンドは、体重の2%の水分損失でも脱水状態に。結果、集中力や持久力の低下に繋がる。

水分補給の目安
1時間あたり500~1000ml

「のどが渇いた」と感じた時点で、すでに軽度の脱水が始まっている可能性も。加えて、汗とともに失われるのは水分+電解質(とくにナトリウム)。スポーツドリンクや塩分補給食品を活用して、ミネラルをしっかり補いましょう。
※高齢ゴルファーはとくに要注意!

プレー後

失った水分を“上手に”取り戻す!

●ゴルフ18ホール(4~5時間)の平均発汗量:約1.5~3.0L
●補給の目安:1.8~3.0Lを目指して、30分ごとに200~300mlずつ小分けに摂取。
●チェックポイント:ラウンド前後の体重差で脱水量を推定
※体重が1kg減っていたら、約1Lの水分を失ったと考えましょう。

メモ

暑さ・汗の量・体調に応じて、補給量を調整しましょう。
「水だけ」では足りない。賢く水分+ミネラルを補給して夏ゴルフを快適に!

石松佑梨
いしまつゆり。管理栄養士、数々のトップアスリートたちをサポートする食トレのスペシャリスト。著書の「過去最高のコンディションが続く 最強のパーソナルカレー」(かんき出版)はアスリート必携の1冊だ。

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