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秘伝 ゴルフスイング 真実のパズル(後)|伸び悩む皆様は、超勘違いパズルが埋め込まれているかも?

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フォロースルー編

最後に… しつこいようですが、
▶コンパクトトップ
▶レイドオフ
▶シャットフェース
もうやめませんか?

インパクトからフォロースルーのスイング軌道(バックスイングも同じですが)は、フラフープをイメージするとスムーズに振り抜きやすくなるはずです。フラフープをイメージしたプレーンにフォロースルーを乗せていき、クラブのトゥ部分がプレーンの一番外側を通るようにイメージしてください。

バックスイングで開いたフェースを、インパクトから積極的にローテーションさせて、フォロースルーではフェースを閉じていくように。一見、つかまり過ぎるイメージを持たれるかも知れませんが問題なし。仮につかまり過ぎるのであれば、フェースローテーション(開閉)の度合いを少し抑制させることで、調整して行けば良いのです。

取材後記

コンパクトなトップ、レイドオフ、そしてシャットスイングはターゲットに対して直線的なスイングであり、ライン出しなど確かにボールをコントロールするための一つのテクニックと言えるでしょう。ただ安定しているということは、スイングを制限させているということでもあります。私がコーチングしていたベテラン選手は、過去にシャットフェースに取り組んだ過程で「スイングの構造上、飛距離は諦めている」と口に出したことが印象的でした。

では積極的なフェースローテーションで弾道は安定するのか? 答えはノーともイエスとも言えます。インパクトの瞬間は0.0005秒と言われていますが、その一瞬をマシンのようにコントロールするのは無理。トップ選手でさえトラックマンなど測定器を使用し、フィーリングとインパクトエリアのデータを一致させる作業を日々取り組み、最大パフォーマンスを追求しているのです。

一つ言えることはアマチュアゴルファーの皆様は、プロ同様に積極的にリストコックを使い、自然かつスムーズなスイングフォームを実践されることを推奨したいこと。ボールの飛び方に不安があるなら、練習の中でフェースの開閉の度合いをコントロールするフィーリングを磨くべき。トップ選手だって日々同様に練習に取り組んでいるのですから。

プロコーチ阿河徹

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