連載 お正月だけで終わらせない!朝雑煮で始める温活ゴルフ |食トレで変わる、その一打! Vol.33 2025.03.07 連載 冬のゴルフは寒さとの戦いです。筋肉が硬くなると、スイングの可動域が狭まり、飛距離ロスやケガの原因に繋がります。そこで今月号ではプレー前にパフォーマンスを最大限に引き出す、体の中から温める“朝雑煮”の活用法をご紹介します。お正月のお餅が余っている方、必見です! トップアスリートたちも 朝食に食べている“お餅” 私はこれまでトップアスリートたちの栄養サポートをしてきました。じつはアスリートたちが試合前に好んで食べるものがお餅です。腹持ちが良く、プレー中までエネルギーを持続させる効果が期待できます。お餅にはきなこやいそべ、あんこなど、様々な食べ方がありますが、温かいスープと一緒に摂るお雑煮は、体を内側から温めるのに最適です。手軽にコンビニで済ませたい場合は、赤飯おにぎりと温かい味噌汁でも代替できます。餅巾着入りのおでんもいいでしょう。一方、スムージーやパン、サラダは、身体を冷やす食べ物。プレー前に多くのエネルギーが、冷えた身体を温めるために費されてしまい、本末転倒です。 “体を温める具材”を組み合わせて! 朝の温活を習慣化することで、冬のケガのリスクを減らし、パフォーマンスアップが期待できます。お雑煮のスープは食べ慣れたもので構いませんが、具材には血行促進作用のある食品を組み合わせることで、体をより効果的に温めることができます。 1 鶏肉 鶏肉は良質なタンパク質が豊富です。朝食にタンパク質を摂ると、食事誘導性熱産生(DIT)が高まり、効率的に体温が上昇します。タンパク質は筋肉の材料となるため、より熱を生み出しやすい体になり、冷えにくい体質へとつながります。 2 ねぎ 香り成分アリシンが血行を促進し、体の芯から温めます。くたくたに煮たねぎは、甘くて美味しいですが、アリシンの効果を最大限に得たいなら生食で。小口切りにしたねぎを仕上げにトッピングすれば、抗酸化や消化促進、疲労回復などの効果も期待できるでしょう。 3 ゆず皮 ストレスを感じると、体は交感神経の働きで血管を収縮させ、熱を逃がさないようにするため、冷えを感じやすくなります。ゆず皮に含まれるリモネンやリナロールなどの香り成分は、リラックス効果をもたらし、血管を拡張することで血行を促進し、体を温めます。 石松佑梨 いしまつゆり。管理栄養士、数々のトップアスリートたちをサポートする食トレのスペシャリスト。著書の「過去最高のコンディションが続く 最強のパーソナルカレー」(かんき出版)はアスリート必携の1冊だ。 イラスト=石松佑梨 BUZZ GOLF プロフィール 良いものミックス!ゴルファー目線の選りすぐり情報発信マガジン! “BUZZ(バズ)”とは様々な情報を持ち寄り、良いものを... Tweet Share +1 Hatena Pocket RSS feedly Pin it 投稿者: BUZZ GOLF連載コメント: 0 フォーティーンの哲学 〈 アイアン編 〉|02 今月のゴルフ愛 最後の一滴「プレイファースト?」 コメント ( 0 ) トラックバック ( 0 ) この記事へのコメントはありません。 この記事へのトラックバックはありません。 トラックバック URL 返信をキャンセルする。 名前 ( 必須 ) E-MAIL ( 必須 ) - 公開されません - URL
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