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ラウンドで10打縮める! ゴルフギア選びの優先順位 《 後編 》|吹き流しを狙い打ちできるドライバーの絶対条件

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最後に
打点が一定になってきたら、
おいしい打点に近づける!

インパクト効率が良くなれば、
同じように振っても距離が出る

プロギアが「エッグ44」ドライバーで言っているように、同じヘッドスピードでもミート率が上がれば、もっと遠くへボールを飛ばせるようになる。これは真理である。言い方を変えれば、おいしいところで打つことさえできれば、そんなに無理して強く振らなくても今まで通り飛ばせるということだ。

一貫性をテーマに「重さ」、「長さ」を決めた後の次のステップは、打点をよりフェースセンターのおいしいところ(スイートスポット)に近づけていく工夫をしてみたい。ここからが最新ドライバーの可変シャフトスリーブや可変式ウェイトの使い時である。

こうした調整システムは“合っていないクラブで結果を出すため”ではなく、“だいたい合っているクラブで、さらに安定した結果を得るため”に使うもの。ここではヒール・トゥ・下目の打点別に、より真ん中で当たるようになる調整法を紹介したい。打点が安定すれば、距離の打ち分けも方向性も格段にアップする。余裕を持って「吹き流し」エリアにボールを運ぶことができるのだ。

ヒールに打点が集まる場合

対処法1 シャフト硬度を1フレックス「軟らかく」してみる
対処法2 シャフトスリーブでライ角度を「フラット」にしてみる
対処法3 シャフトを「長め」にしてみる
対処法4 スライドウェイトがある場合は「ヒールポジション」にしてみる

トゥに打点が集まる場合

対処法1 シャフト硬度を1フレックス「硬く」してみる
対処法2 シャフトを「短め」にしてみる。「短く」持ってみる。
対処法3 スライドウェイトがある場合は「トゥポジション」にしてみる

下目に打点が集まる場合

対処法1 シャフトを「10g重たく」してみる
対処法2 ソールのウェイトを「5g重たく」してみる

POINT:対処法は効果がありそうなものを「一つだけ」採用する。合わせ技にすればもっと良くなる!

Gelong D DX-001(フォーティーン)のヘッド重量は2gウェイト装着時で179.5g(スリーブ込)と、世界最軽クラス。調整ウェイトは3g、5g、7g、9g、12g、14g、16gと細かく揃っており、シャフト長さに応じて最適なヘッド重量に仕立てることができる。超長尺用だからといって長く使わなきゃいけない!ということではない。自分に合った長さにちょうどいいヘッド重量を探せばいいのである。

取材・構成・文/高梨祥明
写真/田中宏幸

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