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ラウンドで10打縮める! ゴルフギア選びの優先順位 《 後編 》|吹き流しを狙い打ちできるドライバーの絶対条件

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ラウンドで10打縮めるゴルフギア選び。
その後編はスコアアップに繋がるティショットの役割について考えてみます。
愛用ドライバーでも目指していける、シンプルな道具の使いこなし術です。

セカンドショットを成功に導くのは、
魔法のクラブではなく“良いライ”である

パット数を減らす最善策がアプローチをなるべくカップ近くに寄せることであるように、ティショットもまた、“次の一打”のためにどうあるべきか? と考えることがスコアアップのためには重要となる。多くのアベレージゴルファーにとって良いドライバーとは、1ヤードでも遠くへ飛ばせるものであるかもしれないが、“次の一打”にとってそれが良いことであるかは少し怪しいところ。なぜなら、ティアップできない2打目以降にとって最も大切なことは「できる限りいいライコンディションからボールを打つ」ことになるからだ。

簡単に言えば、ラフやバンカー、林の中からではなく、見通しのいい綺麗に刈り込まれたフェアウェイから2打目を打つこと。それがナイスショットの確率を高める最善策となるのだ。

そう考えていくと、ドライバーショット(ティショット)とは「2打目を成功に導くセットアッパー」であると思えてこないだろうか? ボールを遠くに飛ばすのではなく、できるだけ良い場所にボールを置いていく。そのためにはどのようなドライバーを選択すればいいのだろうか? 優先順位はそこにある。

ドライバーでも常にターゲットを狙う
格好の目印が「吹き流し」である

セルフプレーが主流の現代ならば、フェアウェイにはたいていティショットの狙い目となる「吹き流し」がなびいている。ドライバーショットの役割は、その吹き流しエリアに確実にボールを運ぶこと。飛ばす!のではなく、吹き流しのそばに打つ。パー4やパー5であっても、ティショットの役割はパー3のそれと何も変わりはしないのである。

それでは、「吹き流し」を狙い打ちできるドライバーとはどんなものなのか? 後半戦はそんな視点を持ってドライバー選択の優先順位について紹介してみたい。

パー4もパー5も、パー3とやることは同じ!

ノーキャディでもティショットの狙い目に迷わないように設置された「吹き流し」は、レギュラーティから230ヤード前後の広いフェアウェイ上にセットされることが多いようだ。この「吹き流し」エリアにボールを運ぶことができれば、ドライバーショットとしては完璧である。ちなみに自分の飛距離では「吹き流し」エリアに届かない!と言う場合は、使用ティをひとつ前へ。プレーヤー自身で距離を選択できるのもゴルフの良さである。

超長尺でMAX飛距離優先か?
Gelong D DX-001(フォーティーン)

46.0〜47.75インチの超長尺仕様を念頭において開発されたドライバーシリーズ。軽量ヘッドと多彩なウェイトバリエーションによって、最適な「長さ」と「振りやすさ」のバランスを見つけることができる。

45.5インチが絶妙バランスなのか?
XXIO13(ダンロップ)

日本のゴルファーの使用を念頭に歴代モデルの開発の中で様々な「長さ」と振り心地を研究してきた「ゼクシオ」ドライバーの13代目。その長さは45.5インチである。長く国内No. 1ドライバーだったゼクシオの長さが、現在のスタンダードとなっている。

結局、短尺が一番狙い打ちできるのか?
BRNR Mini(テーラーメイド)

長さ43.5インチに設定されたテーラーメイド「バーナーミニドライバー」。460㎝2のフルサイズドライバーを苦手とするゴルファーへというのが開発背景のひとつ。決して「フェアウェイに置きに行く」ためのドライバーではない。

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