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橋本真和✕竹山昴成 求めるべきスキルはプロもアマも同じなんだ! 実戦的パッティングベーシックスキル【1】

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実戦的パッティング │ ベーシックスキル
ライン読み✕タッチ(距離感)

ボールはカップの
サイドから入る
イメージを持とう!

カップの入り口を定められたら自ずとタッチも合う

竹山 一緒にプレーするアマチュアの皆さんから距離感を聞かれることが多いですよね。距離感は想定したラインによって、ライン取りが浅ければ強い、ライン取りが大きければジャストタッチ、とその強弱も異なってきますよね。
橋本 そう、そしてさらに想定するべきは、そのラインの終着点であるカップへの入り口。アマチュアの皆さんは漠然とカップのセンターからボールが入っていくものだと考えており、ライン取りを浅く見すぎる傾向がある。
竹山 ライン取りの浅さが “アマライン”(ボールが外側に反れるように曲がっていく)に外す大きな理由ですね。
橋本 スライス・フックと曲がるラインは、相当強く打たない限りは、サイドからカップインするもの。傾斜が強いほど、グリーンスピードが速いほど、その傾向は強いということを頭においておけば、ライン取りの曲線イメージと打つべきボールスピードがリンクしてくるはず。それがタッチ(距離感)そのものなんだよね。

1
[ グリーンスピード ]
速い➡ 曲がりは大きい
遅い➡ 曲がりは緩やか

「メジャーなどグリーンスピードが速いコンディションでは、カップのサイドから入るイメージをより強調するよう選手たちにアドバイスしています。傾斜に対してデリケートなタッチが出せるライン取りが実戦で要求される最も大切なスキルです」(橋本コーチ)

2
ジャストタッチで
ラインをイメージしたい

ボールからカップに対して、最もボールスピードが速いインパクト直後はラインの影響を受けにくいが、減速するに従って(カップまでの距離の約8割強)傾斜の影響を受ける。もちろんタッチが強いとその影響を受けづらくなるが、実戦感覚の鍛錬においてはジャストタッチのライン取りをイメージしたい。

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