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竹林隆光を知らないゴルファーたちが見ているフォーティーンの現在地|新春企画 ゴルフ情熱人の全力投球!

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現在はカリスマ・竹林隆光※が存在しないフォーティーンだが、新たなファンを堅実に獲得し続けているのはカリスマがいた時代にはなかった新たな魅力が確実に芽生えているからだろう。
竹林イズムを継ぐ桐谷一郎社長とフォーティーンの現在地を語り合う。

竹林隆光の航跡と功績

クラブ開発のパイオニアの足跡を記した書籍がフォーティーンオンラインストア、一部書店で販売中。重心理論のルーツなどクラブファンには必見の一冊だ。

※竹林隆光
たけばやしたかみつ、1981年に(株)フォーティーンを設立。感覚でしか機能評価されなかったクラブ開発において数値の概念を作り出し、今や当たり前となった重心理論や慣性モーメントなどを生み出す。世界初の中空アイアン構造を生み出すなど日本を代表するクラブデザイナーとして活躍。プレーヤーとしても1977年日本オープンでローアマに輝くなど実績を残している。

FOURTEEN
代表取締役社長
桐谷一郎さん
きりやいちろう、1991年フォーティーン入社。

アマチュアゴルファーに
一番近く寄り添える
メーカーである強み

私がフォーティーンというメーカーと出会ってもう25年もの月日が経つ。当時はスピンウェッジの元祖「MT︲28」が大ブレークし、プロもアマもその圧倒的スピンに魅了されていた。そしてそのウェッジを生み出したクラブ設計家・竹林隆光氏※のカリスマ性にも私を含む多くのゴルファーが惚れ込んでいた。だからこそ竹林=フォーティーン、という価値観は確実に存在していた。
「素材や製造方法などが著しく進化していた十数年前、フォーティーンの製品はプロダクトアウト(作り手の理論重視)であったのも確かでした。『MT︲28』をはじめ数々の優れたプロダクトはゴルファーを先導し、パフォーマンスを進化させてきた。しかし、そこには“アマチュアゴルファーの進化”がテーマとして根底にあったのも常です」。

変遷を話すのは桐谷一郎社長。長い間、カリスマの隣でその仕事を見てきたその人だ。
「『MT︲28』が全盛の頃、アプローチが未熟な私は残念ながらそれを使いこなすことができなかった。日本ツアーで使用率1位を獲得したウェッジは当然上級者向け、私には難しかった。そんな中、竹林は『MT︲28 J・SPEC』というグース形状でボールが拾いやすいやさしさのウェッジを開発(『FR︲5』や『DJ︲6』の原型)。しっかり『MT︲28』の弱点を把握し、その時点で市場に存在しなかった“やさしさ”のウェッジを企画・開発できるフットワークの軽さこそがフォーティーンの強みだと確信していました」。

2013年に竹林氏が逝去し、舵を受け継いだ当時の桐谷さんらスタッフは新たな指針を掲げる。それは改めてフォーティーンがどのメーカーよりもアマチュアゴルファーに寄り添える活動に徹すること。つまりアマチュアゴルファーに一番近いメーカーへと成長することだ。
「市場を牽引する大手メーカーの製品が主にターゲットとしているのはプロゴルファーです。それではアマチュアゴルファーのプレーシーンで容易に貢献できないというのがフォーティーンの結論。私たちが最も得意とするアマチュアゴルファーのための発想や企画、ものづくりに徹していけることが、ずばりフォーティーンの強みです」。

プロゴルファーが使用するクラブの存在は華やかである。その華やかさは存在しないが、しっかりアマチュアゴルファーのプレーに貢献する性能が備わっているのがフォーティーンの製品。現在は「TBシリーズ」に代表される鍛造アイアンが、その価値観の象徴となり、多くのファンを獲得している。
「機能追求はもちろん徹底のこと、“クラブは美しくなければならない”という哲学を徹底しているのがフォーティーンの製品。その大事な主張に竹林隆光を知らないゴルファーが機能感、そして所有感やスタイリッシュさを感じて選んでもらえたなら、これ以上嬉しいことはありません」。

もし今、プロモデルをお使いであり、満足なプレーができていないなら、それはそのクラブが足を引っ張っているかもしれない。ステップアップを目指せるクラブとは何か、フォーティーンの製品に明確な答えがあるかもしれない。

アマチュアゴルファーのための大切な活動

2025年は年間約2400人のアマチュアゴルファーとリアルな接点を持てました。少ないスタッフですが、本年も接点づくりを大切にしていきたい(桐谷)

FOURTEEN FESTA
クラブを販売するメーカーとして、クラブの使い方をサポートしたい、という発想で生まれたイベント。アプローチの神・伊澤秀憲プロも趣旨に賛同し、ウェッジテクニックをサポート。

FOURTEEN THE GAMES
競技ゴルフの楽しさを、スキルを問わず全てのアマチュアゴルファーが体感できるイベント。2025年大会は東西3会場で開催、多くの参加者がエンジョイ競技を楽しんだ。

アマチュアゴルファーのためのものづくり

アマチュアゴルファーが何に苦戦しているか、どんなものが必要であるかが、ものづくりのテーマ。リアルな現場の声を堅実にフィードバックできるのがフォーティーンの強み(桐谷)

DXドライバー
軽量ヘッドで飛距離性能にこだわったドライバー。プロモデルの重さに苦戦するアマチュアゴルファーは顕著に結果を導くことができる。

FR-3
「DJ-6」の後継モデルで4月中旬に発売予定。キャニオンソールが進化し、究極のソールパフォーマンスでアバウトに打ちこなせる超ウェッジ。

問い合わせ/株式会社フォーティーン TEL027-387-8760
撮影=高橋淳司

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