連載 初心ならぬ初新忘れるべからず!|5限目 “フェース面をスクエアに保つ”は、クラブ捌きに長けたプロの制限感覚 2025.10.10 連載 スイング理論は様々な進化を遂げてきた。 成熟した理論、今のスタンダードは何か? 初心ならぬスイングの核心、新たなスタンダードを知りたい。 講義 阿河徹 あがとおる、1976年生まれ。多くのツアープレーヤーをサポートしながら、アマチュアゴルファーの上達にも貢献する。現在は朝日大学・体育会ゴルフ部のコーチも担当。 これまで [4限目の復習] プロとアマチュアのパフォーマンスの差は、クラブの運動量の差である事実を解説しました。 5限目 “フェース面をスクエアに保つ”は、 クラブ捌きに長けたプロの制限感覚 私はアマチュアゴルファーのレッスンで、積極的にクラブのローテーションを促しています。ゴルフクラブのフェースは開いて、閉じるもの。その原理、エネルギーをうまく使いこなすことが飛距離を生み出すからです。しかし、多くのアマチュアゴルファーは、“クラブフェースはスクエア(真っ直ぐ引いて真っ直ぐ押し出すもの)に使うもの”という基礎知識が備わっており、クラブフェースの開閉を使いたがりません。その知識の出所を聞くと、決まってトッププロたちのアドバイス(メディア記事)を参考していると言います。 そのアドバイスは決して間違ってはいませんが、彼らはクラブ捌きのスペシャリストであり、積極的にリリース、ローテーションをしている。クラブフェースをスクエアに保つというアドバイスは、その度合いを抑えるための感覚であるのは間違いありません。 アマチュアゴルファーの皆さんは、もっと積極的にクラブの運動量を増やしてほしい。クラブフェースのスクエアを意識して、スイングに自らで制限をかける必要は全くありません。 プロゴルファーのハーフウェイバック制限 クラブの運動量がもともと多いプロゴルファーは、その動きに制限をかける感覚を養っています。クラブフェースをスクエアに保ち(シャット)、大きなテークバックをする、というアドバイスは“制限”そのもの。あまりアマチュアゴルファーが気にするべきではありません。 アマチュアゴルファーが目指すべきハーフウェイバック制限の解放 多くのアマチュアゴルファーは、事実クラブの動きに制限をかけすぎています。腕が腰の高さに上がったポジションでは、すでにコックを完了させているイメージを持ち、クラブをアグレッシブに動かして、制限を解放させてください。 取材協力=井山ゴルフ練習場 BUZZ GOLF プロフィール 良いものミックス!ゴルファー目線の選りすぐり情報発信マガジン! “BUZZ(バズ)”とは様々な情報を持ち寄り、良いものを... Tweet Share +1 Hatena Pocket RSS feedly Pin it 投稿者: BUZZ GOLF連載コメント: 0 JUST BUY! 編集部から必要買いの提案|VESSEL トラベルケ... 寄せワン栄養術 自分の得意ゾーンに寄せる食の選択 |食トレで変わる、そ... コメント ( 0 ) トラックバック ( 0 ) この記事へのコメントはありません。 この記事へのトラックバックはありません。 トラックバック URL 返信をキャンセルする。 名前 ( 必須 ) E-MAIL ( 必須 ) - 公開されません - URL
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