特集

テーラーメイドはNEW TP5/TP5xで世界ナンバーワンを獲りにいく。｜Taylor Made

2024.03.15

“ボールは硬い方が飛ぶ”
というこれまでの
常識を覆してしまう
5層構造のパフォーマンス

──「TP5/TP5x」シリーズの新作は前作より3年もの月日が経ちました。
はい、今ツアーボールに求められる全てのニーズを実現させるために研究開発に時間を費やしました。これまでも「TP5/TP5x」は素晴らしいパフォーマンスで数々のツアーで勝利を挙げてきましたが、新作は圧倒的な進化を歩んだと自信を持っています。

──ただツアーボールの進化はデリケートです。従来モデルを愛用していた選手のフィーリングを阻害してしまうと、パフォーマンスに違和感が生じます。
その通りです。私たちは選手たちと多くの時間を費やし、さらに目指すべき進化を明確にしました。ツアー選手やベタープレーヤーたちが望むフィーリングは、打感・打音がソフトなこと。フェースに乗る感覚を与えるとボールコントロールにポジティブに貢献できるからです。しかし打感をソフトに開発するとボール初速は落ちてしまう。この相反する要素を兼ね備えることができたのが、「TP5/TP5x」が歩んだ進化です。

──それを可能にした技術は何だったのですか？
着目したのは打音です。打音と打感は常にリンクしていて、打音がソフトになれば打感もソフトに感じます。打音を静めるためにコアに圧倒的な進化をもたらしました。「TP5/TP5x」のコアは3層のレイヤーで構成していますが、その強みはあらゆる素材をアグレッシブに配合できること。技術の肝は最内層の新開発“低密度”コア構造で、打音を飛躍的にやわらかくさせることに成功しながら、それを包む２層、3層レイヤーとの外剛内柔のコンビネーションでロングショットでの初速アップ・低スピン化に成功したこと。凄いコアが完成しました。

──打感は圧倒的にソフトなのに飛距離は抜群、確かに従来の常識を覆しています。
ドライバーの飛距離アップだけでなく、全てのショットにベストなスピン量とソフトフィーリングを提供できるのは、5層構造がなしえる技術。必ずスコアリングに貢献します。

NEW「pix」
テーラーメイドのビジュアルテクノロジー

リッキー・ファウラーとともにデザインした「pix」デザインは、主にパッティングの際のアライメントを強調する効果をプレーヤーに与えます。リッキーの活躍はもちろん、トミー・フリートウッドも「pix」で3勝を挙げ、そのパフォーマンスを実証。テーラーメイドのボールは『ビジュアルテクノロジー』として、より有効なデザインの開発に注力しています（マイク氏）