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アプローチが苦手ならぜひトライしてみて!会心のアイアンアプローチ!【1】

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プロゴルファー 市原建彦の選択
7番アイアンで寄せる!

解説/市原建彦プロ
いちはらたつひこ、1978年11月17日生まれ、神奈川県出身、日軽興業所属。プロ、研修生、アマチュアが一緒の舞台で戦えるミニツアー「FJ-TOUR」を主催。千葉県のジュニアゴルフ育成にも貢献している。

──なぜサンドウェッジじゃない?
市原 エッジから10ヤードもカップまで距離があるのに、転がさない手はないですよね。私なら7番アイアンを選択します。

──プロならロブショットを打ったり、スピンで止めたりテクニックを駆使するのでは?
市原 いや、しません。ウェッジの経験値が高いツアープレーヤーならともかく、多くのプロはリスクを省き、安全策で寄せるはずです。

──〝安全策=転がし〞なわけですね。
市原 間違いありません

[ ロケーション ]
エッジからカップまで約10ヤードの花道からのアプローチ

アプローチショットは
“パターのように打つ”が一番やさしい

アプローチショットをサンドウェッジ一択でプレーするゴルファーは少なくない。シンプルに1本のクラブを極めることは、別に悪いことではない。が、その中には100切りや90切りを目指すゴルファーも少なくはないだろう。“ザックリ”したり“トップ”したり、グリーン周りから余計な1打を重ねていることが想像できる。
「ウェッジはいわばスペシャルクラブ。テクニックが活かせるからこそ、それなりの“腕”(技術)が要求されるクラブで、ある意味ミスと隣り合わせ。普段から芝で鍛錬されていないゴルファーには、難しい」。

アプローチだからって、ボールを不必要に浮かす必要はない、ということ。そしてその大切な1打を次打でパットできるよう、最低限グリーンに乗せることが大事だ。
「アマチュアゴルファーの皆さんには、極力アイアンアプローチを推奨しています。理由はパターのように打って欲しいからです」。

プロでさえ、大事な1打を“やさしく”やり遂げたいとアイアンを選択してアプローチに臨んでいる。ゴルフはリスク回避することが、スコアメイクの極意なのだ。

ウェッジはスペシャルクラブだからこそ、日頃の鍛錬が必要になる。芝からアプローチができる練習場の情報は58ページに掲載。

パターのようにストロークで打つ
アイアンアプローチ

[メリット]
▶ボールコンタクトが容易
パターのようにボールを転がすようにストロークするのだから、ダフリやトップなどのミスをしにくい。
▶距離感が安定しやすくなる
パター同様、グリーンのスピードや傾斜を考慮して、転がして寄せていける。ウェッジのようにスピンを計算する必要がない。

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