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84歳で220ヤードのドライバーショットを放つあなたは誰ですか?|新春直撃!情熱的ゴルフ人に会いにいく4人目

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飛ばすためには…
シャフトの動きを阻害しない、
スピードを出していける
優秀なヘッドの存在が絶対である。
──プロゴルファー 謝 敏男

84歳という年齢で220ヤードの飛距離、そんな超人が選ぶドライバーは何か?
私たちアマチュアゴルファーが実践すべきドライバー選びのヒントがある。

飛距離に悩まれる皆さん、
お使いのヘッド、
重すぎやしませんか?

中高弾道の強烈なドローボールを放つ謝さん。キャリー200ヤードという飛距離は、ヘッドスピードで38〜40m/sは最低限必要。すなわち日本の平均的な男性ゴルファーと同等のヘッドスピードを、84歳という年齢で振っていることを意味するから“超人”である。

気になるのは謝さんが手にするクラブだ。どんなドライバーを選んでいるのか、そのこだわりを聞きたい。
「まずドライバーに求める第一条件は“振りやすさ”にある。だからシャフト選びが大切。昨今は40グラムという軽量帯においても、いいシャフトがあるから私は嬉しい。自分のスイングテンポを阻害しないモデルを選ぶことで、速く振り抜ける」。

ゴルファーとクラブヘッドを繋ぐシャフトの存在は大事。万人にとって“振りやすさ”は最大スピードを出すためには必須だ。
「ここからがさらに大事、いいシャフトがあってもそれに対応するヘッドがなければ話にならない。軽量シャフトに対応する重量感であったり、弾道をコントロールできる操作感であったり、ボールを打ち抜くためのフィーリングにあったヘッドでなければならない。一般的なナショナルブランドのモデルの多くはヘッド重量が重たく、私の感覚に追いついてこない。私が選ぶ『メタルファクトリー』は、私が求めるスピード感の理想にあると言える」。

「メタルファクトリー(以下MF)」は日本(神戸市)の朝日ゴルフが展開するパーツブランド。飛距離に直結する機能は“やさしさ”をベースとし、クラフトマンシップによってゴルファー一人ひとりにベストな1本に仕立てることを想定に開発された汎用性高いヘッドである。謝さんは2024年に「MF」と出会い、朝日ゴルフと運命的な再会を果たした。
「私は選手時代、マグレガーと契約していた。日本でマグレガーの販売代理店をしていた朝日ゴルフとは約40年ぶりに再会し、『MF』といういいクラブを作るメーカーになっていて本当に驚いた。台湾で流行っているのも理解できる」。

台湾では今、日本のパーツブランド、いわゆる地クラブが脚光を浴びている。謝さん同様にナショナルブランドのスペックに納得がいかないプレーヤー、そしてオーダーメイドクラブで特別な1本を仕立てるプレーヤーが増えている至高のゴルフマーケットで、「MF」が輝いている。
「最新モデル『A+』には満足している。多くのゴルファーが私同様に“飛ばせる”感覚が体感できると思う。飛ばしには“速さ”が必要不可欠。『MF』のようにシャフトのポテンシャルを最大発揮させて速く振れるドライバーを使うべきです」。

謝敏男プロのクラブセッティング
1W/A+DW(Hi)
3W&5W/A+FW
21度/A+UT
アイアン/T3アイアン
ウェッジ/SF-ウェッジ

「年齢的にウッドが少なめですが、私はアイアンが好きだし、アイアンの方が断然ラインが出しやすい。中空アイアンの『T3』は高さ、飛距離ともに申し分ない」(謝さん)

使用シャフトは日本の地シャフト「バシレウスγ」(40R2)。低トルクでブレない走り感が謝さんのフィーリングにマッチ。「バシレウス」は台湾市場でも人気を誇っている。

「体力にあったクラブ重量が大事。スイングテンポにあったシャフト、そして意のままに打てる優秀なヘッドがあるからスピードが落ちないんです」(謝さん)

TOPIC

台湾シニアツアーで「A+」が勝利に貢献!

2024年TSPGA(台湾シニアツアー)、仰徳の友シニアインビテーションで沈忠賢選手が優勝。2位の鍾春興選手の6連勝を阻止し、多くの感動を与えた。強風の中、「A+」で放つ安定したロングショットが4打差の優勝に貢献した。

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