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超孤独のヘナごる飯 第8食|ヘナごる!? ゴルフ珍道中記 2nd SEASON

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入社1年目の新入社員とゴルフに行ったヘナごるさん。
先輩風を吹かす算段が、大学ゴルフ部だった新人君が連発する300ヤードのドライバーショットに愕然。
コテンパンにやられた夜は、恵比寿にくりだし心のキズを癒してくれるお店を探すことに。

ワインバー
tTure(ティチュール)

住所

東京都渋谷区恵比寿西2-8-11
グランベル恵比寿Ⅳ 2階

営業時間

17:00〜24:00、不定休

電話

03-6452-5011

恵比寿のバルで、
ネイチャーワインと
キャロウェイの歴史に乾杯!

ヘナごる「なんだよ、あの新人君。俺より100ヤード近く飛ばしてさ。『パラダイム』か『パラダイス』か知らないけど、石川遼プロと同じ最新ドライバーは卑怯。こっちは国内メーカーの熟成4年もののドライバーだよ」

一人愚痴を言いながら歩く恵比寿の夜に立ち寄ったお店は白い壁に『tTure』と描かれた隠れ家風のワインバー。ワインセラーには100本以上のワインが並んでいる。最初に注文したのは自然派ワインのグラス。芳醇な香りで、熟成された葡萄の酸味と苦味が広がっていく。

ヘナごる「この白ワイン飲みやすい。どこのワインですか?」
店長「山梨のワインです」
ヘナごる「えっ、日本!?」
店長「当店は日本だけでなく、フランスや米国、スペインなどの小さいワイナリーがやっている、ナチュラル系のクラフトワインを取り扱っています」
ヘナごる「ナチュラルワインって、こんなにスッキリしているんだ」
店長「自然栽培に近いので体にもやさしいと思います」

同じ銘柄をもう一杯、さらに一杯、そして追加の一杯を頼み、ボトルを1本空けてしまった… 今日のゴルフがかなり悔しかったようだ。

ヘナごる「俺もキャロウェイのドライバーを買おうかな。高いんだけど」
店長「キャロウェイって、元々、ワイナリーだったの知ってますか?」
ヘナごる「ホントですか!?」
店長「創業者であるイリー・リーブス・キャロウェイさんは1970年代にワインビジネスで大成功。それを売却した資金で1982年にゴルフメーカーを設立しました。それがキャロウェイゴルフです。ちなみにこれがキャロウェイワインです」
ヘナごる「素朴で家庭的な味ですね」
店長「高級ワインというよりは庶民に長く愛されているワインです」

あの新人君、300ヤード飛ばせても、キャロウェイの歴史は知らないだろうからな。そんな優越感とともにワインがすすむと、ワイン樽に倒れこんだり、お店の外までキャロウェイワインを持ち出す酩酊状態に。心配した店長が店の外まで見に来ると、

「俺もワインを飲みまくって “へなウェイゴルフ”作ってやる」
(あんまりふざけていると、キャロウェイゴルフさんに怒られますよ!)

キャロウェイワインと一緒に頼んだ「キャロットラペ オレンジ風味」と「ナス煮浸し トマト出しとバルサミコ酢」。野菜も新鮮でナチュラルワインに合ったやさしい味付け。

キャロウェイって
ワイナリーだったんですよ

ネイチャーワインは色が綺麗

パラダイム、
パラダイム、
ここはパラダイス!?

最初は店長とゴルフ談義やキャロウェイの歴史で盛り上がっていたが、2時間後には酔い潰れてお店の外に。

俺も
キャロウェイさんに
負けないぞ〜

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