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ストレッチ用具って試合中に使用してもOKってご存知でしたか?

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とある練習ラウンド……
ゴルトレでストレッチしながらラウンドする幡地隆寛プロにお伝えしました。

2024年は関西オープンで日本ツアー初優勝、バンテリン東海クラシックで2勝!

幡地隆寛プロ

はたぢたかひろ、1993年6月30日生まれ、広島県出身、ディライトワークス所属。

スイング矯正補助はNG!
あくまでストレッチ目的なら
用具の利用は可能です!

「ハードにトレーニングした後、身体をほぐすためにチューブタイプのストレッチ用具をショット練習前に使うことが多いです。今日はとくにショット練習をせずに練習ラウンドをスタートしたので、コースでチューブが重宝しています」。

そう語るのはツアー屈指の飛ばし屋、幡地隆寛プロ。練習ラウンドの朝イチ・ティイングエリアにはチューブを伸ばし、ストレッチしながら登場。この日のルーティーンワークはショット間の移動時、ホール毎の移動にチューブでストレッチを欠かさない。あまり見ない光景だけに少し練習ラウンドに帯同取材させてもらうことに。チューブはツアーで人気の「ゴルトレ」、肩甲骨周りのストレッチや様々なトレーニングにも応用できる「ジェリーエキスパンダー」というモデルだ。

「試合時にも待ちの長いショートホールなどがあり、その際に使えるといいかもしれないですよね」と話す幡地プロ・・・。そう言う幡地プロのために「ゴルトレ」の販売元である朝日ゴルフにルールを確認。なんと試合中でも「ゴルトレ」の使用は可能だという回答だ。最新のゴルフルールブックを確認してみた。 完璧にOKだ。その旨を幡地プロに伝えてみた。

「え、使用していいんですか? いい情報を知りました! ホール・バイ・ホールで使えそうですね。個人的にはストレッチがどうパフォーマンスに生かせるか、研究もしたいところ。もっとも私たちプロよりもアマチュアの方に効果てきめんじゃないかな。プレー前にしっかりストレッチされている方も少ないでしょうし、『ゴルトレ』さえキャディバッグに携帯しておけば、ラウンド中にウォームアップしていけますね」。

ゴルフルールは奥が深い。全部を熟知するのは難しいが、間違いないのは有益なルールは知って損がないこと。明日のベストパフォーマンスに「ゴルトレ」が貢献するアマチュアゴルファーは、かなりいらっしゃるのでは?

ゴルフ規則4・3a(6)ストレッチ機器とトレーニングまたはスイング補助器具
➡認められる/
一般的なストレッチ(練習スイングを行う場合を除く)のための用具を使用すること。
➡認められない/
いかなる種類のゴルフトレーニング補助器具、スイング補助器具

練習ラウンドのホール・バイ・ホールで「ゴルトレ」で肩甲骨周りをほぐす幡地プロ。同伴プレーヤーのグリーンプレーが終わるまで入念にストレッチを行なった。

ストレッチ後、豪快にドライバーショットを放つ。「身体がうまくほぐれてきたので全快です」。平均306ヤードはダテじゃない。

幡地プロが携帯しているストレッチ用チューブ

ゴルトレ
ジェリーエキスパンダー
●1650円(税込)(朝日ゴルフ)

「ストレッチ用具はラウンド中も使用OKだって」。同伴プレーヤーとルールについて共有しながら次打地点へ。突然の取材に応えていただき、ありがとうございました。

撮影=田中宏幸
取材協力=ダンロップフェニックストーナメント

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