特集 ガッテン! 意味がわかると自信に繋がるゴルフクラブの真価な話(後) 2023.08.07 特集 最強用語 “慣性モーメント”が ウェッジで語られない訳、 ナゼ? 全てのクラブカテゴリにおいて、慣性モーメントの優位性が語られる中、唯一それが見られないのがウェッジだ。 ウェッジに求められる フルショットしても ボールを飛ばさない性能 芯を外した時に弾道のバラツキや飛距離ロスを抑える慣性モーメントの力。ドライバー〜アイアン、そしてパターに至るまでパフォーマンスの有効手段として重宝されているのは間違いない。だが唯一それを必要としていないクラブがウェッジである。 「ウェッジというクラブはラフに負けないヘッドのエネルギー(重量)を必要としながら、インパクトではエネルギー効率を下げていくことが必要。強く振ってもボールを飛ばさない性能が実戦で要求されているのです」(松吉氏) ウェッジのフェース面の重心位置はネック側(ネック長が長いウェッジは特に)にあるという。重心位置をあえてセンターに持ってこないことで、エネルギーをボールに伝えないという意図があるのだ。 「サンドウェッジと同モデルで46〜52度のローロフトウェッジを選んだ場合、思うようにボールが飛ばせないというプレーヤーのフィードバックをよくいただきます。それはウェッジ同様に重心が打点(センター)になく、そもそも“飛びにくい”性能を持っているからです」(松吉氏) そしてウェッジ選びで必要なのは重心性能云々ではなく、第一にソールパフォーマンスを重視することだと松吉氏は力説する。 「そもそもウェッジは、振り幅をコントロールして使うクラブであり、芝と接触するソールのパフォーマンスがボールへの影響を及ぼします。重心性能というよりもロフト角、そしてソールの形状、バウンスの大きさなど、ご自分の打ちたいショットに適切なパフォーマンスを発揮できるモデルを選ぶことが第一優先とするべきです」(松吉氏) ウェッジ選びはソールパフォーマンスが命。自分が打ちたいショットに有効に働くソールタイプ(バウンス角)を選びたい。 Column 高重心ウェッジが スピン性能に優れている と言われている訳 トップブレードに厚みを持たせ高重心を謳ったモデルは、ギア効果によるスピン性能を積極的にアピールしている。が、ソールがいち早く芝につくウェッジでは、ギア効果というものがそもそも発生しにくい。ただ高重心ウェッジはフェース面(ロフト角)を維持できる効果が生み、結果ボールがフェースに乗りやすくスピン性能に有利に働くことが期待できる。 1 2 BUZZ GOLF プロフィール 良いものミックス!ゴルファー目線の選りすぐり情報発信マガジン! “BUZZ(バズ)”とは様々な情報を持ち寄り、良いものを... Tweet Share +1 Hatena Pocket RSS feedly Pin it 投稿者: BUZZ GOLF特集コメント: 0 ガッテン! 意味がわかると自信に繋がるゴルフクラブの真価な話(前) 超孤独のヘナごる飯 第5食|ヘナごる!? ゴルフ珍道中記 2nd SE... コメント ( 0 ) トラックバック ( 0 ) この記事へのコメントはありません。 この記事へのトラックバックはありません。 トラックバック URL 返信をキャンセルする。 名前 ( 必須 ) E-MAIL ( 必須 ) - 公開されません - URL
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