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ドクター・オブ・カイロプラクティック山根 悟のコラム Vol.2「すぐに試してほしい 猫背姿勢・ 簡単チェック法」

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ご自宅や仕事場などの壁面に
自身の背面を貼り合わせて背筋を伸ばします。

スマホやパソコンなど現代必須ツールによる、下向きの体勢を長く持続する日常動作が、慢性的に猫背姿勢の原因になっていると先月はお話しました。誰もが楽しめる生涯スポーツのゴルフにおいて、身体に染み付いた猫背姿勢はパフォーマンスの妨げそのものになってしまっているということ。
いくら正しい動きを意識していても身体が思うように動かないのは、慢性的な猫背姿勢がその動きを制限しているからです。最新ギアを使うのもよし、最新レッスンを学ぶのもよし、それと同時にいい姿勢でいる心がけを常に持ってほしいというのが、ゴルファーでありドクターである私の願いです。ではこのコラムを読んでいただいている読者様に、簡単な猫背チェック法をご紹介します。

山根 悟

やまねさとる、筋骨格LABO代表。米国ナショナル・カイロプラクティック大学を卒業し、米国政府公認ドクター・オブ・カイロプラクティックの称号を取得。著書多数。

頭・小指・手首・肘・背中(肩甲骨)・おしり・膝裏・かかとを壁面につけよう。

壁面にかかとをつけて、頭、小指、手首、肘、背中(肩甲骨)、おしりの全ての部位を壁面につけることができれば合格。更に膝裏がつけば、言うことありません。姿勢の良い方は難なくポジションが維持できるはずです。おそらく全てのプロゴルファーは完璧にこなせるでしょう。しかし、残念ながら多くの一般ゴルファーは背面合わせができないはず。日常生活で不自然な体勢維持による慢性的な猫背体質にあります。

プロゴルファーと一般ゴルファーの違いは筋肉のポテンシャルだけでなく、正しい姿勢でいられる健全な身体であるかどうか、ということ。アスリートは日々、ストレッチを怠ることなく骨格を正しい状態にケアすることで、常に良いパフォーマンスが出せる状態を保っているのです。日常から背筋を伸ばして骨格を整えたり、あるいは姿勢補助具で「いい姿勢になろう、いい姿勢でいよう」という意識が芽生えてほしいと願います。

大西 翔太コーチから一言

慢性的な猫背姿勢は体内気管が圧縮された状態にもなって、血流に酸素を供給する量が減ってしまい、18ホールという長丁場のラウンドでは身体のパフォーマンスが落ちてしまいます。大切なのは普段から胸を張る意識を持つこと。どうしても屈み気味になりがちな日常生活では、姿勢のサポートをする「ジェリーショルダー」を、私は意識して愛用するようにしています。

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