BUZZ TALK Vol.154（辻 梨恵）

苦戦しているシーズン、
早く“自分らしさ”を見つけ出して善戦したい。

BUZZの顔として4回目の登場となった辻梨恵プロ、ヘッドスピードアップで飛ばす新作「RS SPEED」ドライバーで軽やかにロングドライブを放ち、フェアウェイセンターを捉える。

――ショットの調子が、凄く良さそうですね？

辻 ありがとうございます。感触的には悪くありませんが、今シーズンは結果に繋がらず苦しんでいます。オフシーズンで取り組んできたことが、やはりプレッシャーのかかる実戦でうまく活かしきれないと言いますか・・・。毎試合で新たな発見や課題が生まれてきて、それを堅実にこなすシーズンが続いています。

――どんな発見をされましたか？

辻 例えば、年齢とともに身体のコンディションは変わってきますよね。試合や練習後にこれまであまり意識することがなかった身体の疲労・張り感なども感じるようになり、思うようにパフォーマンスが出せなくなっているのは確かです。今の自分に対して、どうコンディションを整えるのがベストなのか、模索する日々は新たな発見ばかりです。

――確かにコンディションとの向き合い方は年齢によって必ず変わってきますよね。

辻 はい、コンディションが変わってくると、求められるスイングも変化してきますよね。そんな中でいつも私はスイングを型にはめて考えてしまうことがあり、動きを不自然にさせてしまいがち。もっと気持ちよく振り切れる“自分らしさ”を出していこうとスイングに対する考え方も変わりました。

――ファンは辻プロの躍進を待っています。

辻 ありがとうございます、応援していただけるみなさんのためにも期待に応えたいです。いち早くベストな“自分らしさ”を見つけ出してリランキングまで残された前半戦を善戦したいです。

CLUB SETTING PERFORMANCE（キャリー）

1W：RS SPEED（プロギア）、3W&5W：RS 5（プロギア）、3U&5U：RS SPEED（プロギア）、アイアン：02アイアン（プロギア）、48度&52度：0ウェッジ（プロギア）、58度：RS プロトタイプ（プロギア）、パター：ホワイトホットOG 7CH（オデッセイ）、ボール：ツアー BX（ブリヂストン）

ドライバーとともにユーティリティを「RS SPEED」にスイッチ。ユーティリティ選びはデリケートですが、私がユーティリティに求める直進性、高弾道がやさしく実現できました。

つじりえ、1994年1月28日生まれ、神奈川県出身、大和証券所属
撮影＝高橋淳司、取材協力＝日本カントリークラブ

※辻は、正しくは一点しんにょう。