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BUZZ GOLF 2021年7月号 発行
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今年で3年連続、夏にBUZZ GOLFの顔として登場の吉田優利プロ。「BUZZ GOLFでは“真夏の吉田優利”で行きます!」とご本人が宣言、来年も夏場でのご登場が期待です。
——まずは5月のワールドレディスサロンパスカップでメジャー初優勝の3勝目、おめでとうございました。常に上位で戦ってらっしゃって、充実を伺えます。
吉田 ありがとうございます!私的にはまだまだ完璧とはいかないパフォーマンスですし、100%満足のいく成績ではありません。ですが早いうちに1勝できたことで、色々な課題を試すことができ、パフォーマンスの幅を広げながらシーズンを送っています。
——具体的にはどんな課題を試されていますか?
吉田 毎週課題内容は異なります。ときには前週の反省点をフィードバックしますし、ときには1週間、ときには1日と技術アップに取り組む課題に区切りをつけて、辻村コーチ(辻村明志さん)とともに調整しています。
——今季は全米女子オープン、AIG全英女子オープンと海外メジャーに挑戦されましたが、トップフィールドの戦いの手応えはいかがでしたか。
吉田 日本ツアーで求められるスキルとは全く異なるものがある、というのが改めて実感できました。スキル自体は今まで培ってきた技術でもある程度は戦えますが、やはり芝質が違えば戦略は全く異なってくるので、それに対応するマネジメント力が要求されました。
——日本のコースにはない難易度があるのですね。
吉田 はい!とくにグリーン周りに難易度の違いを感じました。ショートゲームのスキル、精度、ショットバリエーションが問われますね。海外メジャーを経験したからこそレベルアップに繋がる課題も得られる、今はどんどん新しいゴルフを習得したいという強い気持ちがあります。
——後半戦真っ只中ですが、目標を教えてください。
吉田 自分の納得できるゴルフを続けていけるよう全力挑戦中、もっと上を目指して複数回勝利を必ず達成したいです。あ、一つ告知させてください!9月15日から10月1日まで三井アウトレットパーク 木更津で開催の「ゴルフフェス」に今年も9月18日(月・祝)にスペシャルトークショーで参加します。皆様にお会いできることを楽しみにしています!
セッティングのこだわりはPWを入れて4本、ウェッジを採用していることです。やはり110ヤード以内をどうバーディチャンスにつけるかが、スコアメイクの鍵であり、上位で戦うための必須スキルであることは間違いありません。これからさらにアプローチのバリエーションを増やすために信頼できるウェッジの存在は欠かせません。
よしだゆうり、2000年4月17日生まれ、千葉県出身、エプソン所属。
撮影=田中宏幸 取材協力=シャムロックカントリー倶楽部
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