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BUZZ GOLF 2022年3&4月号 発行
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新年号の顔は安田祐香プロがBUZZに2度目の登場。兆しが見えた2022年ツアーを振り返りながら、2023年にかける強い想いを“粒粒辛苦”の言葉に乗せて語ってくれました。
——2022年シーズン、安田プロにとってはどんな年でしたか?
安田「2020‐2021年シーズンよりは順位的にも上がり、自分なりに成長を感じられた1年でした。前半戦は予選落ちが少なく上位で戦えた試合もありましたが、じつはショットの内容はあまり良くなく、それなりに戦えていることへの不思議感もありました。最もショットの雰囲気が良かったのは伊藤園レディス。23位タイと順位はあんまりだったのですが、自分なりにスコアが出せる前向きな感覚が得られました。」
——メルセデスランキング53位と前半戦の出場権を獲得しました。
安田「前半戦18試合は、あっという間に終わってしまいます。だからあまり猶予を持たず、序盤からしっかり結果を求めていきたい。言葉では言えても実際は難しいことかもしれませんが、オフシーズンにはしっかりトレーニングをこなして、いい準備を整えて2023年に備えたいと思います。」
——具体的にはどんなトレーニングをされますか?
安田「4日間大会が増えたので、それを戦い抜ける持久力をつけたい。とにかく走り込みを多くこなして、よく食べて・・・怪我をしにくい強い身体にするのが目標です。」
——2023年がいいシーズンになることを、多くのファンは応援していますよ。ミレニアム世代と言われる同級生たちと優勝争いするシーンは楽しみです。
安田「ありがとうございます。どうしても同級生たちと比べられてしまうのはしょうがありませんよね。彼女たち(古江彩佳選手、西村優菜選手、吉田優利選手)に自分が成績でついていけていないのは正直悔しい。ネットニュースでは私に対して厳しい評価をされる記事などよく見かけましたが、凹んで悔しい想いも度々した。でも私はいつもそれを見るたびに“燃えている”んです。」
——安田プロから“燃えている”というパワーのある言葉、力強いですね。
安田「言葉は悪いですが、『今に見てろよ!』って(笑)。私のプロゴルフ生活はまだまだ長いんで私は私なりに進んでいきます。2023年のテーマをあえて言葉にするなら“粒粒辛苦”。小さな努力・苦労を惜しみなく重ねて、仕事を成し遂げられるという意味を持つ言葉ですが、今の私にはこの言葉がぴったりだと思います。」
やすだゆうか、2000年12月24日生まれ、 兵庫県神戸市出身、NEC所属。
撮影=田中宏幸、取材協力=ポートアイランドゴルフ倶楽部
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