1. HOME
  2. 連載
  3. トップアスリート専属管理栄養士監修 食トレで変わる、その一打! Vol.11 「感情のセルフコントロールでスコアアップ!」
連載

トップアスリート専属管理栄養士監修 食トレで変わる、その一打! Vol.11 「感情のセルフコントロールでスコアアップ!」

連載

ゴルフにミスショットはつきものですが、あまりに続くと感情的になることもありますよね。
感情はプレーを大きく左右します。自分自身を知り、感情をセルフコントロールできれば、理想のプレーに近づけます。
今月は“感情コントロール食トレ”でスコアアップを狙います。

プレー中のモグモグタイムで
感情をコントロールしましょう!

(質問)
あなたが陥りやすい〝感情パターン〟は
1〜5のどれですか?

1 いらいらタイプ
ミスショットが続いた時などに、いらいらしやすい人は血が不足して気の流れが悪くなっている可能性があります。

➡ おすすめの食トレ
血を補う甘酸っぱいベリー、気の巡りをよくする爽やかな柑橘やハーブを選びましょう。
例)カリカリ梅、ドライプルーン、グレープフルーツジュース、ミントティー

2 ハイテンションタイプ
前半ハーフのスコアがいい時にテンションが上がりすぎてしまっていませんか? 喜びすぎて交感神経が働きすぎると、逆にストレスを感じやすくなったり、緊張しやすくなってしまいます。スコアがいい時こそ、いつも通りの感情を保ちたいもの。血行不良を改善しましょう。

➡ おすすめの食トレ
抗酸化作用の高いポリフェノールやビタミンEなどで血の巡りを良くしましょう。
例)ゆで卵、高カカオチョコレート、アーモンド、ココア

3 思い悩みやすいタイプ
プロの選手によく見かけるタイプですが、プレー前日に思い悩んで眠れない人は消化吸収機能が低下している可能性があります。

➡ おすすめの食トレ
胃腸の消化負担が少ないデンプン質の食品や発酵食品、白身魚、大豆製品などを選びましょう。
例)ちくわ、甘栗、やきいも、麹甘酒、豆乳

4 マイナス思考タイプ
マイナスイメージが強すぎると悪い結果を引き寄せやすくなってしまいます。このタイプは粘膜の潤い不足で、肺や大腸の機能が低下している可能性も…。近年では、腸内環境の悪化がうつや認知症に深く関わっていることもわかっています。

➡ おすすめの食トレ
肺や大腸を潤す食品を選びましょう。
例)チーズ、バナナ、ドライフルーツ(いちじく、杏)、飲むヨーグルト

5 びくびく緊張タイプ
恐怖を感じやすく、過度な緊張がプレーを邪魔するタイプです。このタイプは老化に関わる機能を強化することで、感情のコントロールをサポートします。

➡ おすすめの食トレ
黒い食品や旨味の強い食品はアンチエイジングに働きます。また、良質なオメガ3系脂肪酸を多く含むくるみは、脳の老化を防ぎます。
例)するめ、くるみ、おしゃぶり昆布、茎わかめ、黒豆茶

今回のパターン別食トレはコンビニでも手に入りやすい食品からピックアップしました。
プレー中のモグモグタイムに取り入れてみてくださいね!

石松佑梨
いしまつゆり。管理栄養士、数々のトップアスリートたちをサポートする食トレのスペシャリスト。著書の「過去最高のコンディションが続く 最強のパーソナルカレー」(かんき出版)はアスリート必携の1冊だ。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。