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静かなる寄せ師は“的”を外さない|2025 リカバリー率 1位 プロゴルファー 砂川公佑

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2020年にプロ入り、2025年に初シードを獲得。
ツアー初勝利に向けて着実な進化を歩み続ける彼のプレースタイルは堅実さにある。
リカバリー率1位、全てにおいてシンプルさを追求する彼のゴルフは決して“的”を外さない。

すながわこうすけ、1998年4月23日生まれ、兵庫県出身、オークラ輸送機所属。

砂川が狙う“的”
アプローチショットの極意、
「テクニックは必要なし」

砂川公佑の生命線、それはショートゲームの精度にある。
リカバリー率1位の寄せ師だけにそのウェッジワークはあらゆるテクニックを駆使しているように見えるが、彼が徹底しているこだわりは“何もしない”こと。

ベーシックこそが
精度の支えとなる

ウェッジワークに必要なスキルは、ヘッドとボールを感覚的にコンタクトさせる技術だ。ライの状況を見極めて、それに適応した打ち方(バウンスの活かし方)を計算して、ボールの高さ、フライトの強弱をコントロールすることで、的確な距離感を実現させるのである。ただ、口で言うほど簡単ではない。2025年ツアーで、リカバリー率1位の記録を持つ砂川公佑だって、ダフりやトップを恐れている。だからこそ彼は“テクニック”を駆使しないことに徹するという。
「基本的な打ち方は、身体の正面でクラブを振ること。距離感は振り幅で管理し、弾道の高低はボールポジションのみで作ること。基本的動作に徹することです」。

アプローチショットで使用するのは58度のみ。理由は慣れ親しんでいる感覚を用いて、シンプルに1打をこなしたいことにある。
「よくスピンショットをどうやって打っているのか質問を受けますが、基本的にインパクトが正確で、フェース面にしっかりボールが乗れば、スピンは自ずとかかるもの。もちろん手先の感覚でヘッドを操作すれば、スピンコントロールも可能ですが、インパクトの精度が落ちる不必要なテクニックは基本的にいらないし、やるべきではないと考えています」。

砂川のウェッジショットの精度は凄い。10発打てば10発、カップ50センチ以内に寄せられるリカバリー率1位のテクニックは流石だ。しかし彼が実践しているテクニックは、“とことん基本(的)”を外さないこと。テクニカルに見える高精度なショットは、ベーシックの極みがなせる技なのだ。

距離感の操作は手の高さで管理

距離感は基本的に手の高さで管理する。「インパクトの強弱での操作は、あまりに感覚的過ぎて調子によって左右されがち。スイングのリズムは一定にして手の高さで基礎的な距離感を徹底させることが精度として大切。アマチュアゴルファーはキャリー30、40、50ヤードと、3つの距離と振り幅をリンクさせておけば十分に戦えます」(砂川プロ)

身体の正面にクラブをキープしたい

直立した状態で身体の正面にキープして、クラブを横振りします。この状態のまま前傾させたのが基本的なビジネスゾーン(腰から腰)のプレーンであり、シンプルにキープしておくことが大事。この延長線にあるのがフルショットです。

弾道の高さ、やわらかさはボールポジションで作る

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