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2025年最も初優勝に近い男。プロゴルファー岡田晃平勝つための秘策。|N.S.PRO MODUS3

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いよいよ日本男子ツアーが開幕した。
様々なゴルフ関係者が今季最も初優勝に近いと注目している選手が岡田晃平。
彼の魅力はそのショットパフォーマンスにある。そして人柄もよし、この特集はあくまでBUZZ流で岡田選手の魅力をお伝えしていきたい。

私、編集長Gが岡田晃平選手をメディアで初めて見たのは、2024年のツアー選手権(BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ)だ。300ヤードを超えていくドライバーショット、精度の高いアイアンショット・・・、難関宍戸ヒルズカントリークラブを素晴らしいショットで攻めていくルーキープレーヤーのパフォーマンスに驚かされた。インタビューにも勝利にかける意気込みを力強く語っていたのが印象的だった。結果は惜しくも4位、この年に躍進するのでは・・・と、私に限らず誰もが思ったはずだ。
「7月の日本プロゴルフ選手権で腰を痛めてしまい、それ以降は満足いくパフォーマンスが出来ず苦しみました。私はフェーダーですが、ここ一番でピンを狙いに行った時に左に巻いてしまうミスに苦しんだ。とにかくクラブが厚く入りすぎて、スピン量もバラバラで弾道が安定しない。前半戦で頑張ったおかげでシードは獲得できた、というのが2024年の印象です」。

彼にそんな話を聞いたのが2024年の12月、ゼクシオドリームカップ。ダンロップ契約プレーヤーとして参加していたユーザーイベントに取材に行った時だ。その時も快心のショットを放ち参加者を魅了していた岡田選手。余談だが同郷の高知県出身のプレーヤーということで、馴染み深く色々話を聞かせてもらったのが、このインタビューのきっかけでもある。
「開幕前の今は、とてもいい状態にあり、もちろん初戦からバーディを量産して勝利を狙っていきたい」。

2025年、最も初優勝に近い男は燃えている。

偉大なる先輩のアドバイス
アイアンショットはもっと高弾道でピンを狙っていけ。

クラブはずっと
高いボールが打てる性能を
意識して選んでいた

300ヤードを超えるドライバーショットを放つ岡田選手のパワーの源は小学生時代のソフトボールにある。大きく重いボールをどうやって遠くへ飛ばすのか、ソフトボールで培われた少年の超感性は、ナチュラルにゴルフスイングのパワーに生きている。そしてショットメーカーの礎となったのは、どちらかと言えば苦手なショートゲームを克服するためだった。ウェッジを使わない=パーオンを確実にさせる・・・簡単な方程式をプレーで実践してきた。明徳義塾中高で競技ゴルフに励み日本ジュニア(2016)に優勝。その後、東北福祉大に入学して日本アマ(2022)のタイトルも獲得した。そんなエリートプレーヤーにも、課題はあった。
「僕はもともと低・中弾道でボールをコントロールしていくタイプのプレーヤーでした。それなりにうまく弾道を操り、スコアを作っていけましたが、コースセッティングが厳しくなればなるほど、低い弾道のアイアンショットでは通用しないな、ということを、試合を通して感じていました。だからこそ道具選びは、いつも高弾道が打ちやすい性能を選んでいました」。

東北福祉大2年時に、ダンロップスポーツのモニタープレーヤーとなる。メーカーとフィッティングを重ね、要望を満たすスリクソンアイアンを手にする。そしてそれまでのキャリアで初めて出会ったのは、N・S・PROのスチールシャフトだ。
「『MODUS3』を初めて打ちましたが、全く違和感なくスイッチできた。私のスイングや要望に対してベストなモデル・スペックにセッティングしてくれたからに他なりませんが、実戦を通して驚いたのは“縦距離”の誤差を少なくできたこと。私が求める高弾道ショットが放てたことで、キャリーでボールを止めることができるようになり、道具選びの大切さ、フィッティングの大切さを実感しました」。

このアイアンが、日本アマタイトル獲得に貢献したのは間違いない。そしてさらにアイアンショットに磨きをかける、運命的出会いが訪れる。日本アマランキング1位に特別招待されるPGAツアー、ソニーオープンinハワイで、明徳義塾高・東北福祉大の偉大なる先輩、松山英樹と練習ラウンドを共にした。
「松山さんから頂いたアドバイスは、アイアンショットの弾道の高さでした。“もっと高い球を打った方がいい”、アイアンショットの精度でバーディを量産する先輩の言葉は刺激的であり、私がさらに追求すべき明確な課題であると確信しました」。

帰国後、すぐに尊敬する先輩と同じマッスルバックアイアン「Z-FORGED」に変更。信頼ある「MODUS3」とのマッチングで、プロになった今でも更なるアイアンショットの精度を極める道を歩み続けている。

岡田晃平
Kohei OKADA
おかだこうへい、2002年2月18日生まれ、高知県出身、フリー。プロ転向は2023年12月、同年のファイナルQTで9位に入り、2024年にツアープレーヤーとしてデビュー。賞金ランキング50位でシード権を獲得した。2025年の目標は初優勝、夢のPGAツアー参戦に向けて攻めのシーズンを送る。

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