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フォーティーンの哲学 〈 ウェッジ編 〉

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スキルに秀でるプロゴルファーのための開発経緯では進化を形にできない。
ミスを重ねるアマチュアゴルファーのプレーシーンを克服できるウェッジだからこそ新たなスタンダードを生み出すことができる。

数々の競技経験者が
実戦で〝心から欲しい〟と感じた
シンプルに狙えるウェッジ。

「MT-28」(2002年)でフォーティーンが切り開いた今もなお続くスピンウェッジ時代にまた新たな“スタンダード”が生まれようとしている。
メッセージは・・・当たり前にお使いのプロモデル、あなたのプレーにおいて難しくありませんか?

プロモデルのシビアさは
大事な1打でプレッシャーとなる

フォーティーンのプロダクトには、必ず一人のターゲットプレーヤーが存在する。クラブ開発において指針を明確にして機能を特化させていくためだ。そしてそのターゲットプレーヤーは例外なくアマチュアゴルファーであることがマスト。上級者であろうが、初心者であろうが、スキルに応じたサポート機能を発想することが、クラブの進化に直結しているからだ。

さてここでの話は2022年に発売されたウェッジ「RM-α」がテーマとなる。“シングルゴルファーを目指すためのウェッジ”として発売された「RM-α」には、いわゆるツアープレーヤーが使用するプロモデルにアバウトに打てる寛容性が追加された。その発想は日本アマなど多くのアマチュア競技経験を持つ池田純(企画部)が実戦で感じていたショートゲームのプレッシャーにあった。

「普段のプレーなら難なくクリアできるようなアプローチでも、プレッシャーがかかる場面の1打ではそうはいかない。当時私が使っていたプロモデルウェッジは機能がシビアだからこそ、若干のミスが結果に現れやすい。難なく寄せられるやさしいウェッジがあったらな、と痛感した経験が多くありました」(池田氏)

創業者・竹林隆光氏の意思を継ぎ、リアルなアマチュアゴルファーのプレーシーンから必要とするクラブ像を発想する池田純(企画部)。両氏に共通するのは多くの競技経験。確かな見識でトレンドに左右されない大胆な発想のクラブ企画を実行している。

より狙う、寄せる
感覚が研ぎ澄まされる
実戦的やさしさ

フォーティーンでいうプロモデルとは「MT-28」、「RM」と経て、今では「FRZ」がその役目を担う。ちなみにウェッジを発売する各社のメインモデルはそれらプロモデルにあたる。ツアープレーヤーに多く支持されるそれらは、テクニックに秀でた確かな技術があるからこそ実戦で発揮できるパフォーマンスに秀でる。ただトップアマであってもプロとのウェッジワークのスキル差は確実にあり、少しのミスが大事な1打で納得いかない結果に結びつく。

「ウェッジの性能の要はソールです。あらゆるライからでもソールに、ほどいいサポート能力があるのが多くのアマチュアゴルファーにとって、“やさしい”と感じるはず。“やさしい”と自信が持てるウェッジは、自ずと距離感もよくなって、より狙う、寄せる感覚が研ぎ澄まされてくるものです」。

競技者が実戦を通して臨んだ“やさしさ”を目指したのが『RM-α』。そして3年の月日を経て、さらに性能が研ぎ澄まされたのが新作『FR-5』。私たちアマチュアゴルファーは、ウェッジのフォーティーンが掲げる新たな“スタンダード”に注目するべきである。

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