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ミニドライバーにティショットギアとして秘められた可能性。|編集長Gの思いつきギアコラム!

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先日、ギア系の有識者とラウンドした際、ツアーでも話題の“ミニドライバー”を使用されていた。本人は自身を“グリグリ系”、つまり積極的にフェースローテーションを駆使するプレーヤーだと分析し、操作性に秀でるミニドライバーを、あえて使用しているのだという。飛距離も十分、やはり人それぞれ使いやすいクラブがベストだということを、ラウンドを通して思い知った。

現在、ミニドライバーはキャロウェイ、テーラーメイドがラインナップ。エンジニアの松吉宗之さんにヘッド測定・解説をお願いした。

「測定した2モデルのMOIはともに4,000g・㎠超え。セットアップした時に視覚的に見えるヘッドの大きさ(投影面積)が十分確保されており、通常のドライバーと遜色なく構えられて違和感なく打っていけます。重心距離も35ミリ程度と、フェースコントロール性は現代型ドライバーに比べて凄く扱いやすさを感じるゴルファーもいるのは当然です」。

PGAツアーではドライバーと共にセカンドドライバー的にセッティングする選手もいた。

「ミニと言ってもドライバーだけに当たり前ですが、フェアウェイウッドよりも重心距離、重心深度が十分に確保されており、完全にティショットギアとしてはフェアウェイウッドよりも確実に優秀です」。

ドライバーは飛ばしてなんぼ。でもスコアリングを重視するなら、ドライバーが単に遠くに飛ばせれば良いという考えを改めてもいいかもしれない。460㎤が当たり前なドライバーの中で、何よりやさしさを優先するなら、小ぶりで操作性に優れるミニドライバーを選ぶメリットは確実にある。

ミニといってもドライバー同様の投影面積で安心感がある。刻みを想定したティショットギアとして3Wよりも優れていることは絶対。

BRNR Mini Driver
Copper
テーラーメイド

ミニドライバーとしてはFW寄り。直ドラギアとしても活躍が期待できる。高MOIで寛容性に優れミスヒットにも強い。(松吉氏)

Ai SMOKE
Ti 340 MINI
キャロウェイ

ヘッド体積334㎤でMOI 4400g・㎠は驚異的。優れたティショットギアとしてフェアウェイを確実な飛距離で捉える。(松吉氏)

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