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BUZZ GOLF 2024年9月号 発行
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ゴルファーは定期的に新たなドライバーを求め、確実な飛距離アップを要求するじつに欲深い生き物だ。
そんな欲深きゴルファーたちを満足させるモデルには、最高のインパクト条件を生み出すシャフトの存在が不可欠だ。今、ゴルフ5で絶賛飛扱注意中は「SPEEDER NX GREEN」。
振りやすさとスピードを兼ね備えた唯一無二のシャフトだ。
今秋冬、最も注目のドライバーがPING「G430」だ。直進性のMAX、つかまりのSFT、ロースピンのLSTをラインナップ。前作「G425」より2年超の期間を費やし、満を持しての発売だっただけに、店頭でも想像以上のゴルファーの期待で、「G430」の接客に勤しむ毎日だ。
──フェースの打痕が試打件数の多さを物語っていますね。
富永 おっしゃる通り、11月11日の発売前は試打に訪れるお客様の数が凄まじく、先行予約数も凄かった。もちろん発売後も連日、指名試打が途切れることがありません。
──どんなところが推しポイントになりますか?
富永 「G430 MAX」の指名がメインですが、推しは言わずもがな“曲がらなさ”ですよね。フェースのどこに当
たっても直進性が高く飛距離ロスをしない。甲高い打球音で好き嫌いがはっきり分かれた前作から、真摯に打球音が調整されていて、万人が好むフィーリングに進化したのも推しポイントです。
──装着するシャフトは何が人気ですか?
富永 「G430」はPINGオリジナルシャフトが人気。60g台を選ぶアスリートは「TOUR2・0クロム」「同ブラック」、50g台でも「ALTA JCB ブラック」が人気ですが・・・それらに負けない人気を誇っているのが「スピーダーNXグリーン」です。
──女子ツアーでは佐久間朱莉選手が「G430 MAX」×「NXグリーン」で、平均飛距離がアップしたそうです。
富永 「NXグリーン」は自然とタメができ、加速ができるシャフト。抜群に振りやすいですし、先端剛性が高いので「G430 MAX」に代表される大慣性モーメントモデルと相性が良い。元気に振れる若年層のゴルファーに、とくに支持が高い組み合わせです。
AlpenTOKYO クラフトマン
富永大祐さん
基本性能の高さで定評のスリクソンシリーズだが、ブランドのアイコンプレーヤー松山英樹が2021年にマスターズを制覇したことで、多くのゴルファーがスリクソンのパフォーマンスに注目して前作は欠品が相次いだ。新作「スリクソンZX MkⅡ」もその勢いは止まることを知らない。
──「スリクソンZX MkⅡ」はツアーサービスがスタートした直後、契約プロたちが4週連続優勝したことで注目されています。
菊池 プレステージでもテストしましたが初速性能がとくに秀でていて素晴らしい。すでに多くのお客様のフィッティング実績でも、好結果を生んでいます。改めてフルチタン化されたことで打感にも優れています。
──「スリクソンZX MkⅡ」シリーズは、操作性に優れる「7」、ミスヒットに強い「5」、そして「5」には新たに低スピン使用の「5LS」が登場しました。
菊池 これまではつかまりのいい「5」というイメージでしたが、新作「MkⅡ」は“引っかかりにくい”性能が加わり、安定した最大飛距離が出しやすいのが特徴です。新たに「LS」が加わったことで、より左サイドを警戒するゴルファーにもフィットできる。フィッティングを通して、わかりやすく最適をご提供できます。
──「5」シリーズにマッチングするシャフトは何ですか?
菊池 「スピーダーNXグリーン」が特に好結果が出ています。前作「ブルー」よりもしなり戻りのスピードが速く、飛距離を追求できるスペックとしては今最も熱いスペックになっています。加速感があるのに不思議と振りやすさも提供できるので、結果が出やすい。「5」はヘッドの許容性が高いので、全力で振っていけ加速できるシャフトとの組み合わせが、非常にハマります。
プレステージ日本橋 クラフトマン
菊池正和さん
先駆けてカーボンフェースを採用。カーボンウッドの「ステルス」シリーズはその圧倒的な飛距離性能で2022年のドライバー商戦を牽引してきた。そして2年のサイクルで登場する「グローレ」にも、カーボンフェースを採用。独自のフォージドアルミニウムリングとのコンビネーションで飛距離とやさしさを兼ね備えたドライバーが「ステルスグローレ」だ。
──「グローレ」もついにカーボンウッドとして登場ですね。
隠岐 そのルーツとなった「ステルス」は非常に飛距離性能に優れて注目されたドライバーでしたが、アスリートライクで決して“やさしい”性能ではなかったため、2年というサイクル的にも「ステルスグローレ」を待ち望んでいたゴルファーは多かったですね。ドライバーはもちろんフェアウェイウッドも好評で注文が絶えません。
──「ステルスグローレ」はどんなドライバーなのですか?
隠岐 簡単に言うと、とてもつかまりがいいドライバーです。ボールをストレスなくつかまえられるため、アマチュアゴルファーの多くが、とても結果が出やすいドライバーです。軽量なので振り切りもいい。既存の「ステルス」とボールのつかまり度合いを主軸にしたフィッティングが可能になりました。
──フィッティング実績のあるシャフトは何ですか?
隠岐 「スピーダーNXグリーン」がダントツの実績を誇っています。手元側からしなる特性のシャフトですが、部分的にトルク操作されているため、不思議と振り遅れない。先端にかけて素直なスピード感があって決して振り遅れない。これまでの特性別フィッティング症例がはまらないほど、誰にでも合ってしまう不思議なシャフト。「ステルスグローレ」との好相性はもちろん、全てのモデルとの相性もいい。はっきり言って一人勝ちの性能です。
プレステージ新宿 クラフトマン
隠岐和也さん
キャロウェイゴルフがもたらしてきたゴルフクラブの進化の歴史を語る上で外すことができないのがGBBこと「グレートビッグバーサ」の存在だ。ドイツの巨大砲がネーミングの由来になっている通り、かつてはドライバーにおけるヘッドの大型化を牽引。“明らかに優れていて、その違いを誰もが感じる”ことができた。最新GBBもそんなキャロウェイの哲学を感じられるモデルに違いない。
──名器の名前が冠された最新ドライバーの特徴はいかがですか。
小池 わかりやすく説明しますと、今の最高級の素材・製法を用いてパフォーマンスが追求されたキャロウェイの新たなカテゴリであるスーパープレミアムシリーズです。価格は10万円超と高価ですが、「GBB」がターゲットとしているゴルファーが得られる対価は確かです。
──どんなパフォーマンスが追求されていますか。
小池 ひらすら、やさしさ・飛びです。主にターゲットとされているのは年齢的に50歳以上のゴルファーで、“スピードが落ちてきた”ことによって起きているボールのつかまりづらさや飛距離の低下などを、「GBB」のクラブ性能が見事にカバーし、かつての最大飛距離を取り戻してくれます。ボールのつかまり性能が突出されているので、とにかくやさしいです。
──フィッティングの実績を教えてください。
小池 「GBB」はヘッドのつかまりよく、純正シャフトも軽くよくしなるため、左に引っ掛ける傾向も生まれやすい。そういったゴルファーには「スピーダーNXグリーン」が方向性の補正に貢献します。万人に振りやすさを提供できる「NXグリーン」の40g台をフィッティングシャフトの候補とすることで、つかまり度合いの明らかな違いを体感いただけるため、納得のベストスペックとして即決定に至る場合がとても多いです。
プレステージ広尾 クラフトマン
小池儀さん
シャフトの問い合わせ/
藤倉コンポジット株式会社 TEL03-3527-8433
SPEEDER NX GREEN のスペック詳細は
www.fujikurashaft.jp
撮影=田中宏幸、高橋淳司
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