6月号の関西ギア探訪記で初めてN・S・PROのドライバーシャフトを試したのが、ゴルフユーチューバーのDAISUKEさんだ。「レジオフォーミュラ」、「バルカヌス」など、ゴルフ人生で初めてN・S・PROのカーボンシャフトに触れ合った。感想はリアルに感動。「こんなに素晴らしいシャフトがあるなら、ウッド、アイアンも試してみたい!」というリクエストを受けて、日本シャフトに特別フィッティングの依頼。一人のアスリートゴルファーは今回もリアルに感動のパフォーマンスを体感した。
自分にとってベストなシャフト・スペック・・・。リアルな話だが、上級者こそ“最適の固定観念”を持っているものだ。ドライバーはまだ次々に発売される新シャフトを打つ、という流れはある。しかし、ことアイアンに関しては固定観念からブレることがない。ショットが安定しているがゆえに、上級者こそその傾向にあるだろう。
“70台のリアル”ことDAISUKEさんは、いわゆる定番のスチールシャフトを長年愛用。BUZZと出会わなければ、体力の変化がない限り、これからもそのスペックが変わることはなかっただろう。
「『MODUS3』に、もちろん興味はありますし、実際ウェッジは使っています。これまで愛用しているシャフトの特性的には末尾『5』(125、115、105)のシリーズがいいな、ってわかっていて実際少し試したこともあった。でも変える必要がなかった、というのが結論でした」(DAISUKE氏)
DAISUKEさんにとって、末尾『0』(110、130)シリーズは異質なイメージ。癖のない挙動の『5』シリーズに比べて、手元系・先端系と特性が際立つ印象のため試す機会すら作らなかった。しかし、今回のフィッティングでハマったのは『110』。
「圧倒的に振りやすかったし、フレックスSでこんなに操作ができるとは思わなかった。フレックスをXから落とすのは少し怖いですが、操作が容易で飛距離が出せるのも魅力ですね」(DAISUKE氏)
フィッティングを実施してくれた日本シャフトのマーケティング担当、栗原一郎さんはこう分析する。
「従来は、フレックスダウンは“曲がる”と嫌なイメージが付きまとっていましたが、今はツアープレーヤーたちも、スイングにマッチしたシャフトであればフレックスダウンしても、シャフトが暴れず操作性を高められることを理解し始めています。シャフトの基本性能が上がっているので、曲がりの心配は皆無です。また違和感なくシャフトで飛距離アップが実現できるなら、それを選んだ方が絶対にいい。上級者なら飛距離のコントロールも容易だからです」(栗原氏)
DAISUKEさんは、これから「MODUS3 TOUR 110」を実戦でテストを重ねる。フィッティングの模様は日本シャフトのインスタグラムで配信されるので、ご覧いただきたい。
クイックテンポで、カッコいいスイングの持ち主。「クラブを選ぶ際は、フィッターによるアドバイスは大事だなって、改めて真摯に思います」。
クラブハウス2階に昨秋よりオープンした、トラックマン、フォーカスをはじめとした最新鋭のマシンを完備したインドアプライベートレッスンルーム。
TEL06-6683-9900
70台のリアル
DAISUKE GOLF
DAISUKEさん
ベストスコア65 の実力を持つ。「70 台のリアル」をテーマに展開するラウンドや練習のテンポいい動画が人気。上級者のコースマネジメントは大いに参考になる。ゴルフアパレル「ALLGELA」も人気、オンラインでレッスンも行っている。
今回のシャフトフィッティングで新境地となったのが、アスリート用ハイブリッドシャフト「MODUS3 HYBRID」だ。
これまで使用することがなかったハイブリッド、その可能性に一人のアスリートが気づき始めた。
ハイブリッドに馴染めないアスリート、じつは少なくないという。ウッドとアイアンを融合させたクラブは、シャフト選びが難しい。一つはカーボンという選択肢だが、多層で巻く重量帯モデルはフィーリングが出にくいし、軽量帯は頼りなく求める性能にマッチしづらい。もう一つの選択肢はスチール、その特性である“しなやかさ”がハイブリッド長では出づらい。ヘッドスピードの速いプレーヤーはシャフトへの負荷が強いため、剛性(操作性)としなやかさ(弾道の高さ・振りやすさ)を両立させた操作できるシャフト選びがハイブリッドでは難しい。そのリアルを解消できたのが「MODUS3 HYBRID」、スチールの上にカーボンを巻き、両素材のメリットを融合させた、まさにアスリートのためのハイブリッドシャフトだ。
「凄くコントロールできるシャフトやなってのが第一印象、頼りなさもハードさも感じない。このシャフトならハイブリッドもアリなんちゃうんかなって」とDAISUKEさんはフレックスHL(高弾道仕様)を高評価する。愛用する7W並の高さに驚く。やはり「MODUS3 HYBRID」は、アスリートのスピードでその真価が発揮される。
「結局は優秀なヘッドがあっても、優秀なシャフトがなければ成り立たない。逆に優秀なシャフトさえあれば、食わず嫌いだったハイブリッドをセットすることができる。これからのセッティングへの可能性が広がったみたいで嬉しい」(DAISUKE氏)
300ヤードヒッターのDAISUKEさんですが、ロングレンジにおいて“弾道の高さ”を一番重要視されています。優先順位を高さ、そして操作性としたときに、同じハイブリッドでもウッド型、ハイブリッド型で提案が異なります。
ヘッドに十分な操作性があるため、シャフトには上がりやすさを強調したスペック「HL」を提案したい。
アイアン型に比べ重心が深いウッド型には、シャフトで操作性が出せるよう剛性が高い「TOUR S」がベスト。
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