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ヘッド、シャフトの黄金マッチングを考えるマニアックな道具話。|シャフト編

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新スペック「HL」は誰のためのシャフトか?
[テーマ]MODUS3 HYBRID HL

9月某日、PINGのフィッティングスタジオでは、10月1日から発売となり新シャフトとして設置される「MODUS3 HYBRID HL」の試打を行っていた。
フィッティング対象者となるのはどんなプレーヤーか・・・、トップフィッターの見立てを聞いてみたい。

ハードテイストにマイルドさが加わって
確実に対象者が広がった

フィッティングメーカー、PINGの直営フィッティングスタジオには、オリジナルの純正シャフトの全てのスペック、そして各社の主力モデルのほぼ全スペックを網羅し、盤石のフィッティング態勢が整っている。今回のテーマである「MODUS3 HYBRID」も、もちろん全スペックを取り揃えている。

「スチールシャフトの上にカーボンを融合させた『MODUS3 HYBRID』の既存スペックの対象プレーヤーは、簡単に言えばハードヒッター。凄く対象者が明確で、言い方を変えれば敷居の高いシャフトでもありました」と解説するのはフィッティングエキスパートの三平尚輝さんだ。だからこそ、新たに追加された「HL」の可能性に興味を強く抱いていた。「HL」の初見印象を語る。

「『MODUS3 HYBRID』らしいハードさ、しっかり感、剛性感は健在ながらも、マイルドなしなり感を感じられるようになりました」。

既存スペックの特性はそのままに剛性が下げられた「HL」は、三平さんのクラブスピードに対して、適度にしなりが得られるようになり、高弾道が放てるようになった。

「既存スペックの対象者はクラブスピードで45m/s以上だったのに対して、『HL』は43m/sまで対象者が広がった感じがします。“たった2m/s”と思うかもしれませんが、進化の伸び代としては凄く大きい。確実に幅広いプレーヤーにフィッティングを推奨できると感じます」。

試打・解説
PING Fitting Expert
三平尚輝さん

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