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アプローチが苦手ならぜひトライしてみて!会心のアイアンアプローチ!【2】

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グリーン周りはシンプルに
“パターのように打つ”をベースにしてみて!

[ ロケーション ]
グリーン奥から下り、エッジからのカップまでの距離約2ヤード

ボールが前に飛ぶ、転がる強みを
最大限活かすべき

例えばグリーン奥からのアプローチは、オーソドックスにカップまで下りのロケーションが多く、距離感・タッチがデリケートになる。ウェッジを駆使して、ボールをソフト(ロブショット気味)に飛ばしてランの勢いを抑えたいと、多くのゴルファーが安易に思うはずだが、距離感は合わせづらい。ツアープレーヤーのように技があればいいが、市原プロでもそのジャッジはしない。
「距離感は経験値。アイアンアプローチでもそれは必要ですが、ウェッジに比べてシンプル。ボールが確実に前に飛ばせる、前に転がるシンプルな強みを活かすべきだというのが、セオリーです」(市原プロ)

市原プロはこのロケーションで9番アイアンを選択。距離のない下りだけに、エッジにキャリーをさせる。
「約束事はショットのように打たないこと。パターのようにストロークするからこそ、ロフト通りに飛ばせる・転がせる素直なアプローチクラブとして使用できるのです」。

ザックリやトップとサンドウェッジの打ち損じで、グリーン周りで大叩きしてしまうって、これほど勿体ないプレーはない。何度も言うが、グリーン周りからの大切な1打は、スペシャルな1打の必要なく、次打にパッティングできることに意義があるのだ。

各番手のボールの勢い、飛び方の高さは
練習場通いで把握しておこう!

ウェッジは芝上からの実戦での成功経験が上達を促す。アイアンアプローチももちろん同じだが、打ち方がパッティングのストロークと同じでシンプルだけに、練習場打席でもボールのタッチを掴めるのがメリット。#7、#9〜と隔番手での弾道感を養っておきたい。
※奇数、偶数と好みの1番手おきの距離感でOK

Simple is Best!
市原プロはスペシャルアプローチクラブを推奨する

アイアンアプローチの番手選びが面倒くさい!なら、シンプルに「アプローチ特化型クラブ」をセットして欲しいと言うのが市原プロの、真っ当な提案だ。
「ミスしない、させないクラブは正直強みでしかありません」。シンプルに、簡単に、プロや上級者は複雑なショットを実践していないのだ。

R35ウェッジ
[ プロギア ]
35度のロフト角(#8〜9)を駆使して、パターのように転がせるロングセラーチッパー。

フロッグスランニング
[ グローブライド ]
パターのように打てばピョンとボールが飛んで転がっていく人気モデル。ロフト角は42度(#9〜PW)。

TKウェッジ
[ フォーティーン ]
ダフらないタンクソールでしっかりボールにコンタクトできる。ソールを使う感覚をアグレッシブに体感できる、超絶シンプルウェッジ。

撮影=田中宏幸
取材協力=平川カントリークラブ

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