特集 ヘッド測定で見えた!最新ドライバーの飛びの真実【2】|テーラーメイド、キャロウェイ、ゼクシオ、ブリヂストン 2024.09.02 特集 カーボンウッドかつ 高慣性モーメントで やさしさの新世界基準を アピールするテーラーメイド テーラーメイドは「ステルス」でカーボンフェースを駆使した“カーボンウッド”となり、大きく獲得できた余剰重量によって飛距離性能を際立ててきたが、主にヘッドスピードの速いプレーヤーにとって有利となるヘッド設計であり、一般的なアマチュアゴルファーにとっては“難しい”と感じることも否めかったと私的に感じている。 テーラーメイドのドライバーの特徴は飛距離性能が秀逸だが、そこに若干のやさしさを加味させた設計というのが私の印象、「ステルス」はその印象通りのドライバーだった。しかし新作「Qi10」シリーズは「MAX」の10Kにも代表されるよう、これまでの基本性能から脱却した“やさしさ”の重心設計が施されている。基本的にどのモデルも重心深度が深めに設計されており、ボールがつかまりやすく、上がりやすくなっているのが象徴、多くのアマチュアゴルファーが打ちやすく感じるシリーズが「Qi10」だ。 Qi10 MAX 重心深度50mmは圧倒的に深く、10K超えのMOIに直結している。重心角も大きいため、つかまりがよく直進性で飛ばせる。 Qi10 MAX LITE 190gに満たないヘッド重量で5500g・㎠を超すMOIは凄い。Qi10 MAXと打ち比べて振りやすいモデルを選びたい。 Qi10 重心距離、重心深度のバランスがよくヘッド操作が秀逸。深い重心深度でボールが上がりやすい。 Qi10 LS 重心深度を浅くリアルロフトも抑えて低スピン弾道が打てる。余計なスピンを解消したい人におすすめ。 プレーヤー毎に 必要とされる最適弾道、打ちやすさを 提供するキャロウェイ キャロウェイのドライバーの特徴は、“ヘッドの動きを鈍くしない”という設計意図が伺える。モデル名に「MAX」と表記されていても、重心距離や重心深度が過度に設計されておらず、“つかまりやすさ”や“扱いやすさ”などが必ず機能化されているのだ。 一方、「トリプルダイヤモンド」は、完全にプロゴルファーやアスリートをターゲットとしたモデルであることが伺える。“低スピン”であり、つかまりやすさも抑えられているので、スキル次第では飛距離アップが期待できる。 元々、キャロウェイのドライバーは、フェース面においてヒール側が近く見えるということが特徴的。つまりヒール側に重心が寄っている視覚的効果もつかまりやすさの象徴だった。しかし昨今からフェースデザインが変わりセンターに打点を感じ、実際に打点と重心点が一致するようになった。昨今、キャロウェイが飛距離に有利と称されるのは設計思想の進化に理由が隠されている。 Ai SMOKE MAX D MAXの高いバランス性能に加え、さらにつかまりやすく寛容性も高い。多くのアマチュアに心強い1本。 Ai SMOKE MAX FAST 今ラインナップではヘッド重量が最も軽く、圧倒的に振りやすさを体感できる。 Ai SMOKE MAX 左右MOIが5,000g・㎤超えと、現在のクラブ設計のトレンドのど真ん中にいる。全ての数値のバランスが良く扱いやすい。 Ai SMOKE ♢♢♢ 車で言えばマニュアル車。短い重心距離と浅い重心深度でコントロールを重視した中・上級者向け。 Ai SMOKE ♢♢♢ MAX 重心特性はAi SMOKE MAXに類似。ヘッド形状をシャープにデザインすることで上級者好みとなっている。 Ai SMOKE ♢♢♢ S ◆◆◆より重心距離を長く重心角を小さくした、つかまりを抑えた性能。小ぶりで操作性重視。 1 2 BUZZ GOLF プロフィール 良いものミックス!ゴルファー目線の選りすぐり情報発信マガジン! “BUZZ(バズ)”とは様々な情報を持ち寄り、良いものを... Tweet Share +1 Hatena Pocket RSS feedly Pin it 投稿者: BUZZ GOLF特集コメント: 0 ヘッド測定で見えた!最新ドライバーの飛びの真実【1】|ヤマハ、PING ヘッドスピードの割に飛ばないというあなたはバルカヌスを打つべきだ!|ゴ... コメント ( 0 ) トラックバック ( 0 ) この記事へのコメントはありません。 この記事へのトラックバックはありません。 トラックバック URL 返信をキャンセルする。 名前 ( 必須 ) E-MAIL ( 必須 ) - 公開されません - URL
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