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ゴルフを愉めるゴルフメーカーの経験値 “ベストな14本”で戦った 熱戦 挑戦。

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2022年、クラブメーカーのフォーティーンが挑んだのは、4人1組をメンバーとしたスクランブル競技だ。
スタッフがこの競技を通して自らのプロダクトのパフォーマンスを体感し、そこから得た経験値がまた新たなプロダクトの企画開発に注がれる。
フォーティーンは最もゴルフを愉しめるメーカーなのだ。

フォーティーンが挑戦したゴルフライフスクランブルゴルフツアーは、関東地区で予選会を2回突破し、全国決勝大会に出場。競技に挑む様子はYouTubeチャンネル「14TUBE」でも配信されている。
YouTubeチャンネル
14TUBE

ゴルフを真剣に楽しむ
姿勢から生まれる
時代に必要とされる
クラブ像への導き

フォーティーンというメーカーが他と違うこと、それはスタッフが“ゴルフを愉しむ姿勢”だ。ゴルフメーカーだから当然、そんな声も聞こえてきそうだが、実際フォーティーンのようなメーカーは稀である。以前、創業者の竹林隆光さんが語っていたことだ。

「いつもゴルファー目線でものを考えていたい。でもゴルフって楽しいじゃないですか。だから“ゴルフをする=遊ぶ”という一方的な冷たい見方をされることが多い。プロダクトの実戦テストは必要ですし、何よりゴルフプレーで様々なゴルファーと時間を共にした経験がないと、今本当に必要とされるプロダクトが導き出せません」。

フォーティーンのプロダクトのラインナップは従来から常に独自でユニークだ。象徴たるはウェッジ。そもそもハイスピンウェッジを創造したのはフォーティーンであるが、それはアマチュアがプロのようなスピンショットを道具で実現させるための発想が礎であった。そのスピンウェッジはツアーNo・1を獲得するほどの支持を得たが、その傍らではウェッジショットを苦手とするアマチュアのために真剣に考えた“ダフリに強い”寛容性に秀でたモデルの開発も厭わない。現在の単品ウェッジ市場の発展はアマチュアのためのものづくりを徹底してきたフォーティーンの功績と言っても過言ではないのだ。トレンドを追いかけるプロダクト発想ではなく、常にアマチュアをターゲットゴルファーとしたものづくりが、他と一線を画すプロダクトを創造できる理由であり、時としてトレンドを切り開いてきたのである。

さて今回、スタッフ4人1組で挑戦したスクランブル競技は、二つのテーマがある。それはフォーティーンがゴルフメーカーとしてリアルゴルファーたちが企画・開発を取り組んでいることの証明、そして “全てのゴルファーにベストな14本を”を創業からのスローガンとするメーカーとして、“ベストな14本”で挑むパフォーマンスの実証だ。彼らが本気で競技に挑戦する姿は、ぜひYouTubeチャンネル「14TUBE」からご覧いただきたい。

群馬県アマ選手権を制したことのある三好海土さんは、最新プロダクトを積極的にセッティングしてパフォーマンスを発揮する。発売してすぐの「RM-α」を武器にし、ショートゲームの安定力でチームのピンチを救った。

チームキャプテンの池田純さんが腰痛で欠場。代打として出場したのは14TUBEのMC肥野竜也さん。スクランブル競技を一番経験している肥野さんはチームのムードメーカーとしてスコアメイキングに貢献した。

「ゴルフライフ スクランブルゴルフツアー」、全国決勝の舞台はKochi黒潮カントリークラブ・黒潮コースだ。広大な中に起伏あるタイトなホールロケーションをフォーティーンチームは果敢に攻めた。

池田さん欠場でチームキャプテンに抜擢されたエース・長谷川楓弥さん。日本アマチュア選手権出場経験あるパフォーマンスは、たびたびポイントゲッターとして活躍した。

難しいラインのバーディパットを決めて渾身のガッツポーズを決める山根一記さん。ベストスコア69という腕前を発揮、あらゆるショットを成功させてチームの安定力の基盤を作り上げていった。

TEAM FOURTEEN
Gear Watching!

フォーティーンスタッフたちはどんな“ベストな14本”を選び、スクランブル全国決勝大会に挑んだのか、そのパフォーマンスをウォッチングしたい。

競技者が要求するコントロール性をフルに発揮できた
TB-7 FORGED

チーム4人中3人がエースアイアンとしたのは「TB-7 FORGED」。競技者が要求するコンパクトヘッドながら、新構造であるシアターブレードによって機能が追求されたモデルだ。3人が「TB-7 FORGED」を選ぶ第一の理由、それはストレートネックでスクエア感を意識してセットアップできることだ。形状にマッチングする重心設定とともにイメージよく打ち抜ける。また軟鉄、鍛造の打感が第二の理由にあげられる。打感のやわらかさはフェースとボールの密着感に直結し、フィーリングとしてボールコントロールのしやすさにフィードバックされる。彼らはやさしさの「TB-5 FORGED」(ややグース)を使用した経験もあるが、やはりシャープなコンタクトでボールコントロールできる「TB-7 FORGED」がベストだ。

競技仕様のコースを飛距離性能で攻略を有利にできた
Gelong D IX-002

チーム4人中ただ一人、三好さんが使用していたのは競技系ぶっ飛びアイアン「Gelong D IX-002」だ。「『TB』シリーズよりも約1番手、飛距離に優れる『IX-002』はコース攻略の上で有利になることは間違いありません。Kochi黒潮CCは距離が長く、1番手でも短い番手で狙える安心感はとても心強かったです」(三好さん)。飛び系アイアンといえば、“飛距離に悩む、克服する”、どちらかと言えば飛距離が衰えたアマチュアゴルファーのプロダクトが一般的だが、フォーティーンのそれはあくまで競技系。シャープな形状を維持しながら性能追求できるハイパーキャビティ構造(中空×キャビティの融合)によって、グリーンにボールを止められる弾道高さでキャリーディスタンスのアップを約束する。
※「IX-002」は特約店・オンラインストア限定

シングルゴルファー4人のスクランブル競技においても、
アプローチの安定度が
スコアメイキングに必須だった……

シングルハンデを目指すための機能がチームのスコアメイクの安定度に約束した
RM-α

スクランブル競技という仕組みは、4人中できるだけ早い順番で打つプレーヤーがいいパフォーマンスを実現することが、後順に安心感を生み、その相乗効果でスコアアップさせる秘訣がある。新作「RM-α」を手にした三好さんのショートゲームは、その必勝パターンに大きく貢献した。「冬芝のタイトなライからもでもしっかり前にボールを運ぶことができるのが最大の強みでした。これまでのツアーウェッジではこんな感覚は生まれませんでした」(三好さん)。「RM-α」は、アマチュアがシングルハンデを目指すための“やさしさ”に特化された新カテゴリウェッジ。様々なショットテクニックをシンプルに成功に導く許容性の高さは、競技系ゴルファーの三好さんのショートゲームを支え、チームを躍進させた。

テクニックでピンをアグレッシブに攻めに攻めた
GOLF CRAFT FOURTEEN RM-W

よりシャープなソール機能で、プロや上級者のスペシャルテクニックに対応するのがGOLF CRAFT FOURTEEN「RM-W」だ。そのカスタムウェッジを手にしたのは日本アマ出場経験のある長谷川さん。「前作『RM-4』同様のボールコンタクトのシビアさ、弾道操作性の高さに加えて、フェースへの食いつき感が凄く増した感があり、フィーリングが良くスピンコントロールがうまくできました」(長谷川さん)。「RM-W」は通常ではあり得ない工程をかけたフェース面の平面精度かつルールギリギリのスコアライン、そしてノンメッキによるボールの食いつきの強烈さにより、全ての機能で上級者の熟練されたウェッジテクニックをフルに発揮できるのである。
※「RM-W」は特約店・オンラインストア限定

問い合わせ/株式会社フォーティーン TEL027-387-8760

撮影=田中宏幸 取材協力=ゴルフライフスクランブルゴルフツアー、
Kochi黒潮カントリークラブ

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