機能はあえて変えるべきじゃない。進化すべきは、ゴルファーが感じる感覚的要素に尽きる。｜今月はとことんアイアン号！【3】FOURTEEN

フォーティーンの軟鉄鍛造、
進化の答え。
NEW TB-5 FORGED
2024年11月8日発売

今秋、各社の主力アイアンの多くが9月に発売される。
そこから約2ヶ月遅れた11月、フォーティーンから満を持してニュー「TB-5フォージド」が発売されるわけだが…。
この2ヶ月間が待てるか否か、とくに軟鉄鍛造を愛するあなたには“フォーティーンの軟鉄鍛造、進化の答え”を体感いただきたいのだ。

あくなき打感の追求は
アマチュアゴルファーの
上達を促すためにある

フォーティーンといえばウェッジが有名だが、「TB‐5フォージド」（2021年モデル）が大きな支持を獲得したことで、ゴルファーにとって“フォーティーン＝軟鉄鍛造アイアン”という価値観も強固なイメージになっているのは確かだ。その価値観もそうだが、フォーティーンはこの十数年の間、あらゆるモデルにて軟鉄鍛造単一素材にこだわったアイアン作りを徹底してきたのも事実である。ひとえにやさしさというパフォーマンスを追求するなら、あらゆる素材を組み合わせた複合型構造が有利になるはずなのに、あえて軟鉄鍛造にこだわる理由は何か？

「軟鉄鍛造アイアンの価値は絶対的に打感にあります。単一素材鍛造構造が伝える打感のピュアさは、複合型構造では到底及ぶことができません。また打感の良さはナイスショットした時に得られるものだけでなく、ミスした時にもそれをフィードバックできるものであることが軟鉄鍛造アイアンの真価であるとも感じています。いいスイングができた、芯で打つことができたことを打感からフィードバックして1打1打に意味を感じられることが、ゴルファーの上達そのものを促せる要素であるからです」（フォーティーン・池田純さん）

軟鉄鍛造アイアンは主にプロモデルが多い。そしてそれを選ぶプロゴルファーは打感を操作性の一部の要素と感じている。しかしフォーティーンはプロではなくアマチュアのためのものづくりを徹底するメーカーであり、同じ打感の良さを提供する軟鉄鍛造アイアンであっても、ゴルファーに共有する“打感のよさ”の概念が違うことがわかる。

前作のセミグース形状はつかまり（やさしさ）をイメージできたが、新作はその度合いが程よく抑えられ、よりストレート感が強調された美しい形状にブラッシュアップ。ストレートの「TB-7」ユーザーも気持ちよく構えられるが、打てば「TB-5」。やさしく高弾道が打てる機能がトレードマークであることに変わりない。

芝面へ、いち早くコンタクトするリーディングエッジにバンパーを設けることで、ソールの抜けを促すのがユニバーサルソール。DJシリーズなどやさしさのウェッジを進化させてきた過程で培ったフォーティーンのソール技術である。

問い合わせ／株式会社フォーティーン　TEL027-387-8760