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事実…”私たちゴルファーはいつの間にかBOA®の新技術に置き去りにされていた”

2023.10.23

まずBOA搭載『ラップ』構造が採用された「ハイパーフレックスカーボンBOA」を履いた、第一印象は甲部から土踏まずにかけて大きな帯で包まれている感覚があることです。ゴルフスイングのアドレスにおける重心は土踏まずに感じることが理想的であり、そこを意識されてくれるのは、いいアドレスの姿勢に導く大切なアドバンテージだと感じます。

踵から土踏まずに渡って、しっかり足がフィットされているため、つま先側が少しルーズに感じるのも、とても良い感触です。足指にはそれぞれ役割があり、昨今ではそれらを圧迫しすぎるシューズはパフォーマンスを発揮しにくいと研究結果がありますが、指が適度に動かせるのは運動力学的に有利であり、疲労軽減に貢献するように感じます。

ゴルフスイング時は『ラップ』構造のフィット感、ホールド感が顕著に良いパフォーマンスを体感させてくれます。土踏まずを意識してニュートラルな重心ポジションでセットアップできるため、ゴルフスイング一連の重心移動が効率よく実行しやすい。ゴルフスイング中、足裏の重心はつま先、踵と前後に動かなければいけません。テークバックからトップポジションでは右足は踵重心に、そしてインパクトからフォローでは左足踵へと重心が入れ替わっていく動作が、最もパワーと精度を発揮できる垂直のスイング回転軸を構築させるのです。

『ラップ』構造が自然に導いてくれる理想的な重心移動、この感覚を実感した後に従来のゴルフシューズを履けばその差は歴然です。土踏まずを包み込まれている感覚があるのとないのでは、スイングに及ぼすパフォーマンス、そう動かなければならないイメージの差は当然変わってくるのです。とくに私のように扁平足なタイプには顕著にその差が激しい。こんな有利な機能を活用しない手はないのです。

パフォーマンス以外にも、従来型に比べて『ラップ』構造は窮屈な圧迫感がなくシューズ内を快適にさせてくれます。履き比べすれば一目瞭然、ぜひゴルフショップで足入して、違いを体感されることを薦めます。