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超孤独のヘナごる飯 第3食|ヘナごる!? ゴルフ珍道中記 2nd SEASON

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久しぶりの出張は高知、香川、愛媛の四国3県を3泊4日で回る孤独な1人旅。
最終日に愛媛の松山空港から羽田に着いた後、中目黒で気になるお店を見つけてしまった。

地酒と鮮魚
喜口屋

住所

東京都目黒区上目黒2-7-11 1F

営業時間

11:30〜15:00(ランチ営業/月曜〜金曜)、
17:00〜24:00(全日)

電話

03-6319-6480

マグロもタイも私も
愛媛から空路で!
しゃり玉でチップイン!?

なぜ、中目黒に「みきゃん」が!? 四国出張では松山空港にあったし、愛媛県内のコンビニや飲食店など、どこに行ってもおいてあった愛媛県のPRキャラクター「みきゃん」。そう言えば、愛媛のゴルフ場では「みきゃん」のマーカーを使って5年振りに80台が出たな。そんなラッキーキャラクターと東京の中目黒で再会するとは。軒先にある看板は「中目黒 日本酒酒場」「鮮魚 喜口屋」。愛媛、いや私の「みきゃん」と何か関係があるのか!?

お店の中には地元・愛媛の飲食店以上に「みきゃん」が沢山。メニューを見ると愛媛や瀬戸内の食材を使って料理を提供しているようだ。でも、私も本場・愛媛で海鮮丼を食べてきたばかり。私の舌を満足させられるのかと思いつつ、「厳選 刺身 瀬戸内ええとこ 盛り合わせ」をいただくとマグロもブリも新鮮で、高級魚のオオモンハタも絶品! アオツブ貝も食感が楽しい。なぜ、こんな新鮮なのだろう。

「魚、美味しいですね」(ヘナごる)
「ありがとうございます。刺身は愛媛や瀬戸内でとれたものを毎日空輸しているので鮮度が良いと思います」(店長)
「空輸ですか!? 私も今日のお昼に愛媛から帰ってきたんですよ」(ヘナごる)
「そうだったんですか。飛行機だと1時間30分ですからね」(店長)
「正直、愛媛で食べた魚より美味しかった」(ヘナごる)
「このお店はオーナーも料理長も愛媛出身なので、本物の味だと思います」(店長)

たしかに鮮魚だけでなく、愛媛特有の甘口醤油もいい感じ。そして愛媛の地酒「賀儀屋」で酔いが回ってくると、酢飯のシャリ玉がどんどんゴルフボールに見えてきた。瀬戸内の刺身と日本酒の相性の良さは半端ない。一緒に頼んだ「牛すじの煮込み」も味が深〜くしみこんでいて、卵も豆腐も美味い。煮込みを飲みながら「賀儀屋」もグイッといくと出汁割り感覚でグイグイすすむ。そして記憶もダンダン曖昧に。さらに「本日の南蛮」「蓮根きんぴら」「ポテサラ」の前菜セットでお腹も大満足。店内BGMでは80年代、90年代のレッドホットチリペッパーズ、オアシス、レッドツェッペリンなどが流れていて、脳内から気持ち良く酔ってきた。いつの間にか「賀儀屋」もおかわりしていて、いつの間にかカウンターで「みきゃん」に話しかけていた。

「いや〜今日のチップイン〜。あれはマグレじゃないよ。完璧にラインが見えてたから」(ヘナごる)
「…(スゴイ!)」(みきゃん)
「やれば出来るんだよ、私も。これ(しゃり玉)がボールとしたら、こうやって読むんだよ」(ヘナごる)
「…(カッコイイ!)」(みきゃん)
「へへっへ」(ヘナごる)

ゴルフ帰りにみんなで来たら、しゃり玉をつつきながら、日本酒と刺身でゴルフ談義に花が咲きそう。私は「みきゃん」と2人で飲んだけれど。

名物の「厳選刺身 瀬戸内ええとこ盛り合わせ」は2人前で1880円(税込2068円)の特価価格。

「牛スジの煮込み」は半熟タマゴや豆腐にも出汁がしみて、トロトロのスジは日本酒との相性抜群!

酔いが回ったヘナごるさんにはゴルフボールに見えたしゃり玉だが、本来はマグロやブリを巻いてお寿司感覚で食べるもの。薄口の酢飯がちょうどイイ。

テーブルやカウンターにも愛媛のキャラクター「みきゃん」が飾られていた。店内は若い女性客や20代のサラリーマンも目立つ。

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