連載 足すより、活かす。~バニラピッチに学ぶ〝整える〟食トレ~|食トレで変わる、その一打! Vol.49 2026.08.10 連載 今号で特集されているアプローチ技術「バニラピッチ」は、クラブを細かく操作するのではなく、クラブ本来の機能を生かし、余計な動きを減らして安定したショットにつなげる考え方として紹介されていますが、その発想は食トレの考え方にも通じています。 体調やパフォーマンスを上げたいと思うと、つい「何を足すか」に 目が向きがちです。ただ本来、身体には筋肉を動かし、神経が情報を伝え、エネルギーをつくり、休息して回復する仕組みが備わっています。大切なのは、その流れを滞りなく働かせること。そこで注目したいのが、マグネシウムです。 マグネシウムは、エネルギー代謝、神経伝達、筋肉の収縮と弛緩に関わる必須ミネラル。何かを劇的に変える栄養素ではありませんが、身体が本来の働きを発揮するために欠かせない“土台”のような存在です。例えば、こんな状態、続いていませんか? ●十分寝たはずなのに、朝から疲れが残る ●ラウンド後半になると、肩や首に力が入りやすい ●集中したいのに、なんとなく頭が働かない ●夜になっても気持ちが休まりにくい ●外食や丼、麺類で済ませる日が多い こうした状態の背景には、睡眠、ストレス、運動量、食事内容など、さまざまな要因が考えられますが、食生活が単品化しやすい人ほど、食事全体のバランスとあわせてマグネシウムを見直す価値は十分にあります。「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、30〜50代のマグネシウム推奨量は男性370〜380mg、女性290mg前後です。一方で、実際の摂取量は推奨量を下回る年代もあります。理由は白米、パン、麺を中心に、食事が単品で偏ってしまうこと。マグネシウムを多く含む雑穀、豆類、海藻、種実類を摂る機会は自然と減っているのです。 たとえマグネシウムが不足しても翌日にわかりやすい変化が出るとは限りません。だからこそ気づきにくい。けれど、身体の基本機能を支える栄養素だからこそ、日々の積み重ねの影響を受けやすいのです。サプリメントで補う方法もありますが、マグネシウムは種類や量によっては、腸に水分を集めて下痢や腹部の不快感につながることがあります。単純に多く摂れば、いいわけではないからこそ、まずは食事から整えることが基本なのです。 豆腐、納豆、味噌、海藻、雑穀ごはん、ナッツ類。特別な食材ではなく、昔からある食べ物に少し戻してみる。新しいものを追い足すより、まずは身体が持つ力を活かす。クラブ本来の機能を活かすバニラピッチの発想は、食事の整え方にも通じています。 石松佑梨 いしまつゆり。管理栄養士、数々のトップアスリートたちをサポートする食トレのスペシャリスト。著書の「過去最高のコンディションが続く 最強のパーソナルカレー」(かんき出版)はアスリート必携の1冊だ。 参考資料・出典=厚生労働省『日本人の食事摂取基準(2025年版)』 https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001396865.pdf BUZZ GOLF プロフィール 良いものミックス!ゴルファー目線の選りすぐり情報発信マガジン! “BUZZ(バズ)”とは様々な情報を持ち寄り、良いものを... Tweet Share +1 Hatena Pocket RSS feedly Pin it 投稿者: BUZZ GOLF連載コメント: 0 プロコーチ吉田直樹の「ゴルフ下手にはワケがある!」第1回 JUSTBUY!編集部から必要買いの提案|TURF DESIGN 保冷... コメント ( 0 ) トラックバック ( 0 ) この記事へのコメントはありません。 この記事へのトラックバックはありません。 トラックバック URL 返信をキャンセルする。 名前 ( 必須 ) E-MAIL ( 必須 ) - 公開されません - URL
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