4月2日、福島県南相馬市の鹿島カントリー倶楽部に、
小学校低学年から中・高校生まで東北地方で
ゴルフを頑張るジュニアゴルファーたちが集った。
Fujikura TOHOKU JUNIOR CUP 2026、
シャフトメーカー・フジクラが主催するジュニア競技だ。
プロゴルファーになる子も、ゴルフ業界で活躍する子も、
単純にゴルフ愛好家になる子も、フジクラシャフトが
一人ひとりの笑顔をサポートするはずだ。
撮影=高橋淳司
「今大会に支援いただいたスポンサー各社様への感謝とともに、これからもゴルフを通じて、南相馬(東北地方)と歩み続けたい」とフジクラ小高工場の庄司敏幸さん。
南相馬市唯一のゴルフ場が鹿島カントリー倶楽部。日頃よりジュニア育成に力を入れており、ジュニアゴルファーのプレー料金は無料。「Fujikura TOHOKU JUNIOR CUP」の開催コースとしてこれ以上ない舞台だ。
中高生の男子1位には福島オープンの出場権を、同じく男女1位にスピーダーチャレンジ決勝大会の出場権を、それぞれ特別推薦が与えられ、プロゴルファーと同じ舞台で戦う。
本誌は昨年に続き、2度目の「Fujikura TOHOKU JUNIOR CUP」取材に南相馬市へと訪れた。4月に入ったばかりの日本列島は桜前線が訪れ、ポカポカ陽気に包まれていた中だが、あいにくの雨。気温が10度に満たない極寒の中での試合となった。「難コンディションの中で、最後まで諦めない姿に感激しました」と藤倉コンポジット小高工場の庄司敏幸氏が挨拶で述べたように、最後まで参加選手は全力プレー。過酷なコンディションで思うようにプレーできず涙を流しながらプレーする小学校低学年の選手は、この試合を通じて折れない精神を養っていたに違いない。
さて藤倉コンポジットがなぜ東北のジュニアゴルフの発展を活動趣旨に掲げているのか語らなければならない。同社がシャフト事業をスタートさせたのは1974年、今年で52年目を歩んでいる。製造拠点は福島県南相馬市の原町工場、創業当時から変わることなくこの地でシャフトの製造・開発を行っている。だからこそ、同社のこの地への恩義は深い。世界のあらゆるツアーで使用率1位を獲得する世界ナンバーワンシャフトが、日本製であること、そしてメイド・イン・南相馬(東北)である価値を、ゴルファーへ拡大させたいと願っている。
その一貫が「Fujikura TOHOKU JUNIOR CUP」なのだ。
ゴルフ50年企業として、東北地方でゴルフを通じた恩返しをしたい想いも込められている。また、活動趣旨に賛同するスポンサー各社の力も礎となっている。地元自治体の南相馬市、そして市内唯一のゴルフ場である鹿島カントリー倶楽部の全面協力なくして成り立たない。そして同じくゴルフ用品メーカーのダンロップスポーツ。同社は福島県白河市にボール開発拠点を置いたこともある東北にゆかりある企業だ。
そしてこの地域への感謝が込められたイベントのこだわりは、藤倉コンポジットのスタッフ自らが運営していることだ。シャフト開発担当、ツアー担当、マーケティング担当など、それぞれの現場から南相馬市に集結し、この地への感謝の活動に邁進している。ナショナルメーカーだからと言って、手を抜かない手弁当さは“フジクラらしさ”であり、あらゆるプレーヤーから信頼を集める所以だと感じる。
「Fujikura TOHOKU JUNIOR CUP」から未来のトッププレーヤーが生まれること、そして全ての参加者がゴルフを楽しむゴルファーに育つことをフジクラは願っている。
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