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BUZZ TALK Vol.160(青木 瀬令奈)

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怪我に真摯に向き合って戦い抜いた1年の経験は、
これからの競技生活でさらに強くなれる。

2年に1度のXXIOシーズン、XXIOと言えば青木瀬令奈プロの登場です。青木プロといえばパフォーマンスはもちろん、真摯なファンサービス、メディア対応など、“プロゴルファーの鑑”とも言えるプレーヤー。常に全力を尽くす思考・活動からは、学び得るものが多いですが、青木プロ自身も今季、新たな進化を歩んでいたようです。

――今季も終盤戦、振り返るとどんなツアーでしたか?

青木 とにかく・・・足の怪我と向き合い続けた1年でした。痛みなく18ホールをプレーできれば嬉しい、成績以上に無事に完遂できることの満足さがありましたね。

――成績を拝見すると前半戦、苦戦されているように感じましたが、怪我が原因でしたか。

青木 昨年末に両足の指骨を骨折していることがわかり、十分なケアをしてきましたが、試合になると痛みが発症して、序盤は苦しみました。どうしたら痛みを軽減できるのか・・・インソールの微調整を繰り返し、体外衝撃波治療にも励みました。

――それは、プレーに集中することは難しい・・・。

青木 ツアーへの向き合い方自体が一変しました。身体にいいことは全て取り組み、合う合わないの実戦を通した効果検証の繰り返しで、練習もままならない日々が続きました。

――そんな大変な状況でもシード圏内をキープしているのが凄い。

青木 ゴルフ自体の調子はいいんです!XXIO14ドライバーも絶好調!ただシード選手となって10年目の今季は、いろんな節目にあったことは確か。身体と多く向き合う時間を通して、いろんな知識・経験を得ることができ、これからの競技人生に生きてくるな、と実感しています。また今後ゴルフと向き合っていく上で、いろんな人に私が伝えていけるものを吸収できた意義ある1年だったとも感じています。

――逆境をもポジティブにできる、やはりリスペクトです。残り数試合、目標はもちろん・・・。

青木 はい、最終戦リコーカップに、6勝目を挙げて参戦することです。もちろん簡単ではありませんが、実現できればこれ以上の達成感はありませんね!

CLUB SETTING PERFORMANCE(キャリー)

1W:XXIO14+(ダンロップ)、3W&9W:XXIO14(ダンロップ)、5W:XXIO14+(ダンロップ)、7W:XXIO10(ダンロップ)、5U&6U:スリクソンZH 65(ダンロップ)、7U:XXIO14+(ダンロップ)、8I:スリクソンZXi5(ダンロップ)、9I&PW:スリクソンZXi7(ダンロップ)、ウェッジ:プロトタイプ(グラインドスタジオ)、ボール:スリクソンZスター XV(ダンロップ)

新作XXIOの3Wがぶっ飛び!

「XXIO14」のフェアウェイウッドは飛距離性能とやさしさが見事に両立されれていて、とくにスプーンがぶっ飛び。青木プロはドライバーとキャリーがほぼ同じぐらい飛んでいます。ドライバーも合わせてクラブフリー契約で「XXIO14」の使用選手が出てくるのでは、と予想しています(大西翔太)

あおきせれな、1993年2月8日生まれ、群馬県出身、リシャール・ミル所属。
撮影=高橋淳司、取材協力=阿見ゴルフクラブ

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