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特集

そのハイブリッドシャフト、晩成なり。|MODUS3 HYBRID HL

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GRAPHITE ON STEEL TECHNOLOGY

ハイブリッドシャフトって簡単じゃない。
アイアンとフェアウェイウッドの融合だけにそれぞれの良さが挙動に生きる融合性能でなければならないからだ。
融合には融合を──、スチールとカーボンが融合したハイブリッドシャフトに私たちが待望の新たなスペックが加わる。

スチールとカーボンのメリットを融合した
ハイブリッドシャフトを開発できるのは、
N.S.PROだけだ。

まさに晩成なり、アマチュアゴルファーが「MODUS3 HYBRID」に待望した『HL』という高弾道仕様の新スペックが10月1日に発売となる。
まずは「MODUS3 HYBRID」がいかなるシャフトであるか、振り返る必要がある。
『HL』の必要性が理解いただけるはずだ。

2016年、PGAツアーのN・S・PRO専属レップであり、「MODUS3」の生みの親であるリー・オイヤーが新たなアイデアを持って来日していた。彼のアイデアは、PGAツアーの選手たちが悩んでいるというハイブリッドシャフト選びに、ど真ん中で提案できるシャフトをN・S・PROで作るべきだ、という内容だ。

「既存のカーボンシャフトではスピンレス傾向にあってボールが止まらない、だからスピンを付与できるスチールの性能は絶対。スチール単体でハイブリッドシャフトの製造が難しいならカーボンをくっつけてしまえないか?」。

フェアウェイウッドとアイアンの融合がハイブリッドだったら、スチールとカーボンの融合のハイブリッドシャフトが必要だ、という理に適った衝撃的アイデアだった。N・S・PROの技術なら実現できる、絶大な信頼あってのアイデアだ。

ハイブリッドの長さで機能のベースとなるスチールの開発、そして仕上がりの機能を想定した補強役のカーボンの開発までは、問題なく答えに辿り着けた日本シャフトの技術。しかし前代未聞な挑戦で難関となったのが両者の接着技術だ。数えきれない開発技術改良、そして機能・フィーリングのテストを重ねた約3年の開発期間を経て「N・S・PRO MODUS3 HYBRID Graphite On Steel Technology」が2019年に発売された。PGAツアーでは多くのトッププレーヤーたちが使用して発売前から話題を集めた。漆黒の洗練されたデザインも相まって、多くのゴルファーたちが待望していた。

しかしPGAツアーの選手たちが愛用する「MODUS3 HYBRID」はハードであり、使い手を究極に選ぶシャフトだった。言葉を選ばず言うと、理想のハイブリッドシャフトを「MODUS3 HYBRID」に描いた多くのアマチュアゴルファーたちは“打ち砕かれた”のだ。素晴らしいシャフトのはずなのに力及ばずパフォーマンスが発揮できない、まさに虚無感だ。

日本のアマチュアゴルファーたちが望んだのは、私たちにも打ちこなせる「MODUS3 HYBRID」だ。N・S・PROなら必ずそのニーズを汲んだ商品開発を行ってくれる││そんな希望は5年の月日を経て叶うことになった。セミアスリートにマッチするしなやかなしなりを実現させるため、あらゆるカーボン積層パターンを徹底的にテスト。試行錯誤を重ねた結果、ついに完成したのが「HL」だ。「MODUS3」ユーザーはもちろん、「950GH neo」ユーザーも、そして何より「MODUS3 HYBRID」がハードに感じたゴルファーにこそ、試していただきたいと、N・S・PROは願っている。

「HL」はヘッドスピードが一般的なゴルファーまで、心地よいマイルドなしなりが感じられるように、他のスペックに比べ、シャフト全長にかけて剛性が抑えられた新設計。インパクトロフトが適度につくためボールも楽に上げられる。

「MODUS3 HYBRID」を使用する代表的なプレーヤーは世界ナンバーワン、スコッティ・シェフラーだ。それが象徴するようにこの優れたハイブリッドシャフトはトップアスリート達に愛されている。

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